私たちC4は学内でファッションショーや展示会を企画し、発表しています。またショーで使用するアクセサリーなども、ほとんどが手作りです。昨年までは年間スケジュールに合わせて活動していたのですが、今年から、やりたいことがあればやってみよう、というスタイルになり、ショーの回数もいつもよりも増えています。

6/10（木）に実施したファッションショーのコンセプトは「女の子が作るファッションショー　見て女の子を感じてほしい」。これは、企画班やクリエイター、モデルまで全員を女の子にすることで、女の子にしか出せない世界観を出したいと考えました。

「女の子だけでショーをする」という様に、ショーの企画で制限を加えたのも、今回初めてでした。モデルの衣装を取り換えるといった、今までに無いような要素を取り入れたため、苦労したこともたくさんありました。特に着替えは、わずか40秒のうちに、着替え、メイク、ヘアメイクをしなければいけなかったので、衣装を着替えやすくするなどの工夫をこらしました。そのおかげで、たくさんの人に褒めてもらえましたし、アンケートから「お客さんにも楽しかった、かわいかった」といった声をいただきました。

普段、服を作るうえでは、「自分にしか作れない服を作る」ということを一番大切に考えています。技術面で優れているということも大切だとは思うのですが、テーマやコンセプトから服をイメージして、その中に自分の考えを落とし込んでいく、というプロセスを大事にしています。

C4の面白さは服を通して「自分らしさを表現する」というところにあるのではないかと思います。サークルの中で統一感をもたせたショーを成立させるという点から、C4ではコンセプトワークをとても大切にしています。みんなが作りたいものだけを作ると、お客さんとしても見方に困ってしまう。そこで最初にコンセプトを設定することで、服をイメージして作りやすくなりますし、コンセプトを通して、もっと深いメッセージを伝えていけると考えています。

これからも幅広いテーマで企画して、いろんなお客さんに来てもらいたいです。私たちはC4が大好き！ファッションに興味がある方もない方も、一度見に来てください。
夢中になる面白さ、こうご期待！！

［次回のファッションショー］
7月2日（金）18：00～　エポックホール
今回のコンセプト：「ホームレス」

• 取材・文
• 正木洋介（経営学部3回生）