• [+Rな人] ロボカップジュニア日本大会、レスキュー部門(セカンダリー)で準優勝/黒瀬裕一郎さん

  • 2010年7月9日更新

夢はエンジニア! 守山から世界を目指したい

黒瀬裕一郎さん(立命館守山高等学校3年生)
ロボカップジュニア日本大会、レスキュー部門(セカンダリー)で準優勝

小学生の時からロボットに興味があった僕は立命館守山高校に入学後、サイテック部に入りました。サイテック部は生物班と物理化学班に分かれており、僕は物理化学班に所属しています。

僕が出場したロボカップジュニア日本大会のレスキュー部門では、ラインの上を正しく走り、そして、缶を持ち上げて台の上に置く、という競技を行います。坂やカーブなどいろいろな障害物をよけ、被災者に見立てた缶を発見し、台の上に置くことで、助けたという風に考えるのです。しかし、実際は日本大会では製作時間がたりなくて、ロボットの缶を持ち上げる部位を作ることができませんでした。そこで、「ラインの上を正しく走る」という部分では、絶対に得点を取ろうと、ロボカップのルールを出来る限り理解し、日本大会で使われるよりも難しい練習コースを作って、ロボットを走らせてきました。その成果もあり、「缶を台に載せる」ということが出来なかったにも関わらず、準優勝しました。「ラインの上を正しく走る」という部分を極めた結果の準優勝だったと思います。

その後、ロボットも改良し「缶を台に載せる」という動作も可能にして、6月にシンガポールで行われた世界大会にも出場。上位入賞はできませんでしたが、世界大会に参加して、英語で交流することに抵抗がなくなり、ロボット技術について議論できたことが大きな収穫です。ドイツや中国の技術の高さを感じましたが、日本は低予算で優秀なロボットをつくっていることに確信を持ちました。後輩たちにもこういったチャンスに積極的にチャレンジしてほしいですね。

僕はロボットだけではなく、コンピューターをいじったりするのも好きです。大学でもっと多くの事を学んで、将来はものづくりをするエンジニアになりたいと思っています。

ロボカップジュニア日本大会
黒瀬裕一郎さん
久保裕之さん

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