• [+Rな人] 外国人観光客向けの情報冊子「日本酒のふるさと、伏見を楽しもう」を制作/松本陽佐さん

  • 2010年7月22日更新

「初めての人にわかりやすく」をモットーに。

松本陽佐さん(政策科学部3回生)
外国人観光客向けの情報冊子「Enjoy Fushimi, Home of Sake Breweries
(日本酒のふるさと、伏見を楽しもう!)」を制作

自分で考えて行動し、実際に地域調査が出来るフォーラムに入りたいと思っていた矢先、政策科学部研究入門フォーラム「Decoding Kyoto Project」の存在を知り、参加しました。調査を始める前にテーマを決めるのですが、まだ英語翻訳されていないテーマを探すのは難しく、時間もかかりました。そんな時、「伏見」には昔ながらの酒蔵があり、また観光資源も多いことが分かりました。外国人には馴染みがない街でもあるので、「伏見の日本酒」にテーマを絞り、本格的に活動を始めました。

実際に調査をしてみると、日本酒に興味がある外国人は多かったのですが、伏見について知っている人は少なかったのです。そこで、僕たちがこの冊子を作るにあたって、一番配慮したのが「初めて訪れた人にもわかりやすく」ということ。伏見や日本酒に対して知識の無い方々に分かりやすく説明することは難しい。だからこそ、「客観的な視点を持たなければならない」と思うようになりました。「冊子を持って歩ける範囲で」というのを最優先にし、地図もあまり広域にはしませんでした。また、日本酒のページには、メンバーのコメントを掲載しました。普段、あまり日本酒に馴染みのない自分たちの率直な感想を記載することで、より分かりやすく味のイメージを持ってもらえると思います。「杜氏」など日本語独特の表現を英語に翻訳するのも大変でしたが、冊子が形となった今ではどれもお勧めのページです。

このプロジェクトに参加し、物事は行動してみないと始まらないし、積極的になれば案外良い結果が生まれると実感しました。将来の夢はまだはっきりとは決まっていませんが、今回の経験で学んだ事と自信を忘れずに、なんにでもチャレンジしていきたいと思います。

政策科学部研究入門フォーラム「Decoding Kyoto Project」
外国人に「伏見の日本酒」を紹介
  • 取材・文
  • 舩岡 知(政策科学部4回生)

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