私たち学生FDスタッフは、学生FDスタッフ間での定期的な授業に関する意見交換や授業アンケートの内容改善、学生FDサミットの企画、運営などの活動を通じて、立命館大学の授業を「学生が本当に求める授業」にするため、授業のあり方を考えています。

今年も8月28日(土)、29日(日)に「学生FDサミット・2010夏～大学を変える、学生を変える～」を衣笠キャンパスで開催します。　学生FDサミットとは、大学教育の改善について、全国の大学の学生、教員、職員が一体となって取り組む学生主体のイベントです。サミットでは、各大学のFD活動についての発表や決められたテーマについてグループで自由に話し合う「しゃべり場」という企画で、意見交換を通じて他大学のFD活動を知ったり、そこからこれからの活動のヒントをもらったりしています。

前回までのサミットでは、初対面同士でいきなりグループワークなどをしていたため、どうしても参加者間のやり取りにぎこちなさがありました。今回は、1日目を参加者間の交流をメインとしたプログラムにしており、より活発に参加者間で意見交換ができる雰囲気を作れるように工夫しています。

今では、他大学からの参加も徐々に増え、サミットを通じてFD活動が全国に広がっていることに意義を感じています。前回のサミットに参加した教職員の方々からは、「教職員とは発想が違う。みんなの考えを聞くことはいい刺激になる」と好評でした。

今後は、FD活動を通じて、大学の授業をもっと学生を引き付けるようなものにしていきたいと思っています。そして、学生の皆さんには、不満を持つだけではなく、自分が受けている授業をどうすればもっと面白くなるか考えてもらいたいと思っています。

学生FDサミット・2010夏