JASSO奨学金の種類と比較

JASSO(日本学生支援機構)の奨学金は、大きく分けて給付型(返還不要)と貸与型(返還が必要)の2種類があります。
貸与型はさらに第一種(無利子)第二種(有利子)に分かれます。以下の項目ごとに3種類を比較できます。

1 返還義務
給付奨学金
返還不要 原則返還義務なし
第一種(無利子)
返還が必要(利子なし) 借りた金額をそのまま返還。利子はかかりません。
第二種(有利子)
返還が必要(利子あり) 借りた金額+利子を返還。卒業後に利子つきで返還。
2 利子
給付奨学金
なし(返還不要のため)
第一種(無利子)
なし(0円) 借りた金額をそのまま返還します。利子はかかりません。
第二種(有利子)
あり 卒業後に利子つきで返還。 利率の詳細はこちら(JASSO)
3 月額(大学・私立・2026年度)
給付奨学金
第Ⅰ区分自宅 38,300円 / 自宅外 75,800円
第Ⅱ区分自宅 25,600円 / 自宅外 50,600円
第Ⅲ区分自宅 12,800円 / 自宅外 25,300円
第Ⅳ区分(多子世帯)自宅 9,600円 / 自宅外 19,000円
第Ⅳ区分(理工農系)支給なし(授業料減免のみ)
多子世帯区分(Ⅰ〜Ⅳ区分に該当しない多子世帯)支給なし(授業料減免のみ)
※生活保護世帯の方および進学後も児童養護施設等から通学する方は、自宅通学の金額が異なります。詳しくはJASSO 給付奨学金の支給額をご確認ください。 ⚠ 多子世帯支援の拡充により新たに対象となった「多子世帯区分」の方(従来の収入基準を超える世帯)は、授業料等減免のみの支援となり、月額の振込はありません。従来の収入基準内(第Ⅰ〜Ⅲ区分)の方は、多子世帯であっても月額が支給されます。
第一種(無利子)
自宅20,000円 / 30,000円 / 40,000円 / 54,000円
自宅外20,000円 / 30,000円 / 40,000円 / 50,000円 / 54,000円 / 64,000円
※上記から希望額を選択します。 ※自宅外通学の場合は、自宅通学の月額も選択できます。 ※54,000円と64,000円は「併用貸与の家計基準」を満たす場合のみ選択可能。併用貸与の家計基準を満たさない場合の最高額は自宅40,000円・自宅外50,000円です。 ※給付奨学金と併給する場合は月額が調整(減額)されます。 第一種の月額詳細はこちら(JASSO) ⚠ 借りた分は返還が必要です。必要な金額のみを選択してください。
第二種(有利子)
2万円〜12万円 1万円単位で金額を選択できます。 ※薬学部のみ14万円の選択も可。 ※給付奨学金と併用する場合、第二種であれば月額が調整(減額)されません。 ⚠ 借りた分は返還が必要です。必要な金額のみを選択してください。
4 家計の条件
収入の目安
給付奨学金
「支給額算定基準額」に応じて第Ⅰ〜Ⅳ区分に分類され、支給額が変わります。扶養人数等によっても基準が異なります。
第一種(無利子)
生計維持者の「貸与額算定基準額」が189,400円以下であること。
第二種(有利子)
生計維持者の「貸与額算定基準額」が381,500円以下であること。
【在学中の家計確認】
給付奨学金は、採用後も毎年家計状況の確認(適格認定・家計)が実施されます。世帯の家計状況が変わると支援区分が変更(増額・減額・停止)される場合があります。
【自分が対象か確認するには】
給付・第一種・第二種いずれも、基準が異なります。JASSOの進学資金シミュレーターで、世帯の収入や家族構成を入力すると、対象となる奨学金の種類・支援区分・月額の目安がわかります。
▶ 進学資金シミュレーター(JASSO公式)
5 授業料・入学金の減免
給付奨学金
対象 給付奨学金の採用と同時に、授業料・入学金も支援区分に応じて減額されます。 ※入学金の減免は新入生(4月入学者は1回生春採用、9月入学者は1回生秋採用)のみが対象です。
第一種(無利子)
対象外 授業料・入学金の減免を受けるには、給付奨学金への申込みが必要です。
第二種(有利子)
対象外 授業料・入学金の減免を受けるには、給付奨学金への申込みが必要です。
※JASSOの減免基準を満たさない場合でも、立命館大学独自の授業料減免(年間授業料の1/4)が適用される場合があります。
6 成績・学業の条件
申込時 ― 1回生(新入生)
給付奨学金
学修計画書により学修意欲が確認できること。
第一種(無利子)
高等学校又は専修学校高等課程の成績の平均が、各学校区分において3.5以上であること。
第二種(有利子)
高等学校又は専修学校高等課程の成績(評定平均)が平均水準以上であること。
申込時 ― 2回生以上
給付奨学金
2025年度秋学期終了時点の成績が①②のいずれかに該当すること。
①累積GPAが在籍する学部における上位1/2の範囲に属すること。
②修得した単位数が標準単位数以上であり、かつ将来、社会で自立し、活躍する目標をもって学修する意欲を有していることが、学修計画書等により確認できること。
※①の累積GPA上位1/2は、学生本人では確認できません。基本的に②の基準を参考に出願を判断してください。 ※②の標準単位数とは「卒業に必要な単位数÷修業年限×申請者の在学年数」です。
例えば要卒単位が124単位である学部の2回生の場合、計算式は「124÷4×2」、算出される標準単位数は2回生終了時に「62単位」が必要です。
第一種(無利子)
累積GPAが本人の属する学部(学科)の上位1/3以内であること。
第二種(有利子)
修得単位数から判断して修業年限で確実に卒業が見込まれること。
※現在第一種を受給中(予約採用を含む)で、今回第二種に出願し「併用貸与」を希望する場合、学力基準は第一種の基準が適用されます。
※給付奨学金は、災害、傷病、その他斟酌すべきやむを得ない事由がある場合には緩和措置が認められる場合があります。詳しくは学生オフィス奨学金窓口へご相談ください。
在学中(毎年確認あり)
給付奨学金
単位の取得状況・授業への出席・学習意欲が毎年審査されます。 修得単位数や成績が基準を下回った場合、警告・停止・廃止の措置があります。
第一種(無利子)
単位の取得状況が毎年確認されます。成績不振が続くと警告・停止・廃止の措置が取られる場合があります。
第二種(有利子)
単位の取得状況が毎年確認されます。成績不振が続くと警告・停止・廃止の措置が取られる場合があります。
成績不振の場合
給付奨学金
警告 停止 廃止 の措置が取られる場合があります。廃止になると原則として再申請できません。
第一種(無利子)
警告 停止 廃止 の措置が取られる場合があります。
第二種(有利子)
警告 停止 廃止 の措置が取られる場合があります。
7 他の奨学金との併用

給付・第一種・第二種は、基準を満たせば、3種類すべて同時に受けることが可能です。

ただし、給付と第一種を併給する場合、第一種の月額が支援区分に応じて調整(減額)されます。第Ⅰ〜Ⅱ区分では第一種が0円になる場合があります。

※第二種は給付奨学金との併給調整はありません。


▶ 併給調整の詳細はこちら(JASSO)
8 返還開始時期
給付奨学金
返還義務なし 給付奨学金は返還不要のため、返還開始時期はありません。
第一種(無利子)
貸与終了の翌月から数えて7か月目 (例:3月卒業の場合、10月から返還開始) 収入が少ない時期は「返還期限猶予」や「減額返還」の制度を利用できる場合があります。学校を通さずJASSOへ直接申請します。
第二種(有利子)
貸与終了の翌月から数えて7か月目 (例:3月卒業の場合、10月から返還開始) 収入が少ない時期は「返還期限猶予」や「減額返還」の制度を利用できる場合があります。学校を通さずJASSOへ直接申請します。
返還に関するお問い合わせはJASSOへ直接ご連絡ください。
JASSO返還専用ダイヤル:0570-666-301
9 受給できる期間
給付奨学金
在学している学部の修業年限が上限です。
(4年制学部は最長4年間、6年制学部は最長6年間。休学期間は除く)
※給付奨学金は大学(学部)が対象で、大学院は対象外です。 ※家計・学業に関する毎年の適格認定に通る必要があります。
第一種(無利子)
在学している学部の修業年限が上限です。
(4年制学部は最長4年間、6年制学部は最長6年間。休学期間は除く)
※学業に関する毎年の適格認定に通る必要があります。
第二種(有利子)
在学している学部の修業年限が上限です。
(4年制学部は最長4年間、6年制学部は最長6年間。休学期間は除く)
※学業に関する毎年の適格認定に通る必要があります。

給付奨学金採用時の授業料・入学金減免(立命館大学)

給付奨学金の採用が決まると、国の「高等教育の修学支援新制度」に基づく授業料等減免が同時に適用されます。
立命館大学では、国の減免額と大学独自の減免割合を比較し、より減免額の大きい方を適用します。
入学金の減免は新入生のみが対象です(春季:4月入学者、秋季:9月入学者)。

1子・2子世帯の場合

第Ⅰ区分
入学金減免(国)
200,000円
授業料減免(国)
春・秋学期 350,000円ずつ
大学の減免割合
春・秋学期授業料の1/2ずつ国の減免額と比較し、大きい方を適用
第Ⅱ区分
入学金減免(国)
133,400円
授業料減免(国)
春・秋学期 233,350円ずつ
大学の減免割合
春・秋学期授業料の1/4ずつ国の減免額と比較し、大きい方を適用
第Ⅲ区分
入学金減免(国)
66,700円
授業料減免(国)
春・秋学期 116,700円ずつ
大学の減免割合
春・秋学期授業料の1/4ずつ国の減免額と比較し、大きい方を適用
第Ⅳ区分(理工農系)
入学金減免(国)
66,700円
授業料減免(国)
春・秋学期 116,700円ずつ
大学の減免割合
春・秋学期授業料の1/4ずつ本学独自の家計基準以下の場合。超える場合は国の減免額を適用
本学の独自区分(JASSO不採用者)
入学金減免(国)
授業料減免(国)
大学の減免割合
春・秋学期授業料の1/4ずつ本学独自の家計基準に該当する場合のみ

多子世帯(扶養している子どもが3人以上)の場合

第Ⅰ区分
入学金減免(国)
200,000円
授業料減免(国)
春・秋学期 350,000円ずつ
大学の減免割合
春・秋学期授業料の1/2ずつ国の減免額と比較し、大きい方を適用
第Ⅰ区分以外の多子世帯
入学金減免(国)
200,000円
授業料減免(国)
春・秋学期 350,000円ずつ
大学の減免割合
国の減免額のみ適用(大学独自の減免区分なし)
【ご注意】
入学金の減免は当年度の新入生(春季:4月入学、秋季:9月入学)のみが対象です。在学生への入学金減免はありません。
国が定める入学金減免の上限額は260,000円ですが、本学の入学金は200,000円のため、最大200,000円の減免となります。
給付奨学金が不採用となった場合でも、審査を希望される場合は、別途提出いただいた書類をもとに本学独自区分に該当するか審査されます。希望されない場合(所得証明書等を提出されない場合)は審査の対象となりません。
詳細は立命館大学 学費減免制度ページをご確認ください。

自分がどの奨学金を受けられるか、月額がいくらになるかを事前に確認できます。
JASSOが提供する公式シミュレーターで、世帯の収入や家族構成を入力すると、対象となる奨学金の種類・支援区分・月額の目安がわかります。

進学資金シミュレーター(JASSO公式)を使う →

※このシミュレーターはJASSOが提供するツールです。操作方法やシミュレーション結果に関するご不明点は、JASSO(日本学生支援機構)へ直接お問い合わせください。

※上記で解決しない場合や、立命館大学独自の制度についてのご質問は、ページ下部の学生オフィス奨学金窓口へ直接お越しください。



お問い合わせ

経済支援型奨学金についてのお問い合わせは各キャンパスの学生オフィスへお越しください。
開室時間 土日祝除く 9:30~11:30、12:30~17:30(火曜日のみ 12:30~17:30)

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