実験・シミュレーション環境(ソフト)
SIMD演算高速演算アプリ開発に用いている「BeagleBoard」
BeagleBoardはオープン・ハードウェアによるシングルボード・コンピュータです。一般に販売もされていて、価格は15000円程度です。
搭載されているOMAP 3530(Cortex-A8 720MHz + C64x DSP + Graphics Accelerator)というプロセッサは、
携帯電話にも使われており、このボードで携帯電話用のアプリなども開発することが出来ます。
研究室では、このボードを使って
SIMD演算による並列化による高速演算を行うアプリ(プログラム)の開発をしていたりします。

超並列SIMD型プロセッサMXの統合開発環境「HEW」
「HEW」とはMXグループで取り扱っている,超並列SIMD型プロセッサMXの統合開発環境です.HEWのプログラミング記述はC言語ベースでの記述となるため,既存のプログラムをHEWに適用させることで,
並列処理プロセッサに該当の処理をさせることが出来ます.
また,HEWでは記述した処理のシミュレーションをすることが出来ます.
出力データの確認や,その処理にかかった時間やクロックサイクル数を計測することで,
既存の並列処理システムとの比較を行っています.

Verilogシミュレータ「Modelsim」
Verilogで記述したモジュール記述に対して,動作論理レベルでのシミュレーションを行うツール.藤野研では,このModelsimを使って,応用演習の時からVerilog設計を行っていきます.

XillinxFPGAデザインツール「ISE」
藤野研で使っているFPGAの一つであるXillinx社製のFPGAに,Verilog設計したモジュールをコンフィグする(書き込む)アプリケーション.
FPGA上で実際にモジュールを作成したり,試作チップの制御モジュールを作成したりする人が使用します.

C#プログラミング設計環境「Visual Studio」
Windows上で動作するアプリケーションをプログラミングで作成するオーサリングアプリケーション.藤野研では測定環境の自動化システムのアプリケーションやツールの作成を行うときに,
C#のプログラミングを行っています.
