在学生・卒業生の活躍

在学生・卒業生インタビュー

アスリートのリハビリを研究する中で心理学に興味を持ちました。

木田 野乃華 さん / 3回生

将来、スポーツに関わる仕事がしたいと思っていたので、スポーツや健康について学べるこの学部を志望しました。運動生理学やスポーツバイオメカニクスの授業で身体を動かす仕組みを学び、解剖学の授業でさまざまな身体組織の機能やスポーツ傷害についても学んでいます。学年が上がるにつれ専門的な知識の量が増え、学んだことが次々とリンクしていく面白さを感じることができます。
3回生からは組織心理学のゼミに所属。トレーナーのどのような行動がアスリートのリハビリ効果を上げるのかに関心を持ち、研究をスタートさせました。しかし多くの現場に立ち会う中で、トレーナーの言葉がアスリートの感情に影響し、リハビリの効果も左右することを知り、スポーツの枠を超えて心理学という学問に強く興味を持つようになりました。卒業論文でも、トレーナーの言葉がアスリートにどう響くかについて研究しています。卒業後は大学院で心理学を学ぶ予定です。
一方で最初は国際舞台で活躍するアスレティックトレーナーになることを目標に、アメリカの大学院進学を目指してGATプログラムも履修していました。英語の講義を聞き、英語の論文を読んだことは、語学力だけではなく、グローバルな視野を身につけることにもつながりました。進路は変わっても、学んだことはすべて今後に活きると確信しています。将来は海外での活動にも挑戦してみたいです。
この学部の良さはさまざまな人と出会えること。先生方の専門分野も幅広く、スポーツや健康への関心から学びを深めていくうちに興味が広がり、進路も多様に広がっていく。それが面白いところだと思います。

※インタビュー及びプロフィールは、取材をした2020年12月時点の内容です。
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