選手を最も近くで支えられるATC(米国公認アスレティックトレーナー)に興味を持ち、GATプログラム※に参加しました。通常の授業に加え、アスレティックトレーナーに関する知識を英語で学ぶのは大変でしたが、慣れてくると非常に楽しかったです。3回生の時には留学生専用のBKC国際寮で住み込みのスタッフとして働き、自らを英語漬けの環境に置くことで海外生活のイメージを膨らませていきました。
2018年に渡米し、その2年後にATCの資格を取得。サーカスをはじめとするパフォーマーのサポートに興味があったため、スポーツ現場以外にもBall State Universityのダンス演劇学科などで経験を積みました。
現在はシアトル・マリナーズでマニュアルセラピストとして働いています。パフォーマーのサポートを経験したことで、ほかのトレーナーにはない視点で選手をケアできることが私の強みです。スケジュールも、求められる成果も、非常にタフな現場ですが、その中で選手が好成績を残せるよう最善を尽くし、チームの勝利に貢献することが今の私の目標です。
この学部は自分の積極性次第で可能性が広がっていきます。ぜひ皆さんもやりたいことにチャレンジしてみてください。
※ ATCの資格取得を支援する立命館大学スポーツ健康科学部独自のプログラム
※インタビュー及びプロフィールは、取材をした2021年5月時点の内容です。
学部ホームページ(GATプログラムについて | ニュース | スポーツ健康科学部 | 立命館大学 (ritsumei.ac.jp))
関連書籍(グローバル・アスレティックトレーナーがつくるスポーツの未来のかたち - 株式会社晃洋書房
(koyoshobo.co.jp))
PROFILE
山本 和広