スポ健は日々刺激を受けながら自分の学びが深められる場所
元々保健体育の教員を目指しており、本学部も教育とスポーツに特化した学びがあるところに惹かれました。実際に入学してみると、学生それぞれがスポーツに限らず興味のある分野に邁進しているといった印象です。一方で、普通の大学生活では出会えないようなアスリートの学生も所属しているため、日々良い刺激をもらっています。
小学校の教員として体育授業に力を入れたい
現在は中・高の教員免許を取得に加え、小学校教諭免許状取得プログラムを受講中です。2回生までは小学校の教員免許については視野になかったのですが、コオーディネーション能力※について学ぶうちに小学生と関わりたいと考えるようになりました。
卒業論文では登下校が児童に及ぼす身体的影響について研究する予定です。私は小学校に片道1時間もかかる地域に住んでいましたが、近所の子供たちが皆、持久走が早かった過去から得たアイデアです。
アルバイト先の学童保育にも色々な通学方法の子どもたちがおり、彼らの通学手段は変えることはできないけれど、体育の授業の質を上げていくことで身体能力の差をなくすことはできると考えています。小学生の時期は人間の基盤を作る上でとても大切な時期なので、自分が関わることで心身共に彼らをサポートしていきたい。私の最終的な目標はそこにあります。
※状況を目や耳などの五感で察知し、それを頭で判断して具体的に筋肉を動かすといった一連の過程をスムーズに行う能力のこと
※インタビュー及びプロフィールは、取材をした2022年5月時点の内容です。