在学生・卒業生の活躍

在学生・卒業生インタビュー

生涯を支えるスポーツの喜びを伝えるべく 共生や科学の視点から体育教育に取り組む。

井上 一光 さん


 卒業後、証券マンとして社会経験を積むなかで、本当にやりたいことを改めて自覚し、体育教諭に転職しました。現在は中学校の保健体育科の教諭として、体育の授業をはじめ学級担任や生徒指導、キャリア教育なども受け持っています。

 現代の体育の授業では、規律や競争だけでなく、共生の視点や科学的知見が求められるようになりました。ここで活きているのがゼミナールでの学びです。運動の経験や能力、男女差や障がいの有無に関わらず、皆が楽しめるスポーツのあり方を求めた経験が、授業づくりの支えになっています。運動を通して仲間と協力し合うことで、できなかったことができるようになる楽しさを生徒に教えていくことが目標です。

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 転職を決意したのは、学生時代の多くの出会いと学びを通じて培った思考力と価値観があったからこそ。立命館大学には自分の視野を拡げ、将来的な選択肢を増やせる環境がありました。

※インタビュー及びプロフィールは、取材をした202211月時点の内容です。
PROFILE

井上 一光

2016年3月、立命館大学スポーツ健康科学部を卒業。同年、野村證券株式会社入社。2018年3月に同社を退社し、4月に和歌山県立南紀支援学校着任(講師)。2019年に教諭として田辺市立東陽中学校に着任し、2020年4月以降は田辺市立中芳養中学校に勤務。研究指定校としてICT 研究や保健体育指導力向上プログラムにも携わっている。
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