「トレーナーのような仕事がしたい」。漠然とそう考えて大学選びをしていた時に見つけたのが、米国公認アスレティックトレーナーの医療専門職と、その資格を目指せるスポーツ健康科学部のGATプログラムです。日本にいながらアメリカの大学のアスレティックトレーニングに近い内容が学べることにひかれて、立命館大学スポーツ健康科学部を志望しました。
正課の授業で学んでいるのは、スポーツ心理学、スポーツ栄養学、スポーツ統計学、スポーツ医学などです。スポーツの観点からさまざまな分野を学べるのがこの学部の魅力です。アスレティックトレーニングについて、実践を交えながら英語で学ぶ授業もあります。
学びを通して、スポーツ健康科学に関する知識が深まったのはもちろんのこと、論文を読んだり、情報を収集したりする機会が多いことから、情報の信頼性を見極める力もついたと感じます。英語論文を読み、英語で発表する機会も多いので、英語運用能力も向上しました。
GAT プログラムでは、英語、解剖学、Evidence-Based Practice(EBP)を学んでいます。大学に在籍するアスレティックトレーナーのもとでオブザベーション(観察)を行う機会もあるので、実際の仕事の様子を知り、授業での学びを実践で活かすこともできる恵まれた環境です。
将来の目標は、アスレティックトレーナーになり、人々がけがで苦しまずにスポーツや身体活動を行えるようサポートすることです。そのため、アメリカの大学院に進学してアスレティックトレーナーの資格を取得し、プロスポーツや大学スポーツで経験を積みたいと思います。スポーツ以外の、例えばパフォーマンスの現場なども経験してみたいと夢はふくらんでいます。
※インタビュー及びプロフィールは、取材をした2023年11月時点の内容です。
PROFILE
長谷川 貴子
スポーツ健康科学部 スポーツ健康科学科 3回生