在学生・卒業生の活躍

在学生・卒業生インタビュー

低酸素トレーニングに代わる新たな可能性で未来を切り拓く

今井 彩乃 さん / 大学院1回生(スポーツ健康科学研究科博士課程前期課程)

小学生から大学生まで競泳選手として過ごす中で、効果的なトレーニング方法や栄養について考えるようになりました。その結果、成績が伸びたことで、スポーツにおける科学的な視点を持つ重要性に気づき、トレーニング科学をもっと学びたいと思いました。

3回生の時にスポーツ研究機関である国立スポーツ科学センターのインターンシップに参加し、トップアスリートのパフォーマンス測定などアスリートと直接関わってサポートしたことで、将来はアスリートをサポートする立場として世界で活躍したいと思うようになりました。また、学部での研究成果を学会で発表する機会をいただき、自分の得た知見を広く発信する喜びを知る一方、力不足を痛感しました。これらの経験によって視野が大きく広がり、自らの知識をもう一段階深いところまで掘り下げていきたいと考え、大学院への進学を決めました。

大学院では低酸素トレーニングに代わる運動方法として、呼吸を意図的に制限することで同様の効果を得るための研究を進めています。今後は分野を越えてさまざまな研究者と議論を交わし、トレーニング科学における新たなイノベーションを起こしていきたいです。

※インタビュー及びプロフィールは、取材をした2021年5月時点の内容です。
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