在学生・卒業生の活躍

在学生・卒業生インタビュー

“好き”を原動力に憧れのスポーツメーカーへ。グローバルな体験から見えてきた自分らしい未来

森永 夢士 さん / 4回生


開発途上国での交流体験が教えてくれた体育の価値
 2024
年度から始まったスポーツ国際開発学のゼミに所属し、初代ゼミ長を務めています。ゼミではスポーツを通じた国際協力をテーマに、実際にカンボジアを訪れて運動会を企画・実施するなどの活動を行ってきました。現地には靴も履かずに未整備のグラウンドで運動する子どもたちが多くおり、体育授業が当たり前ではない地域の現実や貧困の問題を初めて身近に感じ、大きな衝撃を受けました。

 ゼミでは他にも国際的な視野を広げるチャレンジの機会を多く与えてもらっています。元々私は保健体育の先生になりたくて本学部に進学しましたが、ゼミでの経験から「スポーツには社会を変える力がある」とあらためて実感し、もっと広い視点でスポーツに関わっていきたいと考えるようになりました。


スポーツ科学とマネジメントの学びをスポーツメーカーの現場へ

 現在、私はアディダスの店舗でアルバイトをしており、同社の社員登用制度を通じて内定をいただくことができました。面接ではスポーツ科学の授業で学んだ運動時の体温変化の話で盛り上がり、スポーツ教育学やスポーツマネジメントの授業で得た知識も、店舗経営や人材育成に活かせるポイントとしてアピールすることができました。入社後は販売の現場で経験を積み、いずれは本社での企画やグローバル展開にも関わっていきたいと考えています。

 この学部で学んでいくうえで大切だと感じるのは、完璧な答えを求めることよりも、まずは行動してみること。失敗も含めて挑戦することで、入学当時には思ってもいなかった未来が拓けると思います。有意義な授業が多く、気さくで頼れる先生がたくさんいらっしゃるので、安心してチャレンジしてください。

※インタビュー及びプロフィールは、取材をした2025年5月時点の内容です。  

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PROFILE

森永 夢士

スポーツ健康科学部 4回生
石川県・金沢高等学校卒
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