●PBLの授業で企業の生の意見に触れる
スポーツが好きで、将来はスポーツ用品の開発に関わりたいという思いから、最新の設備と多様な学びがそろう本学部への進学を決めました。1回生の頃は環境に慣れることに必死で、積極的な行動ができずにいましたが、2回生以降は自分と同じような境遇の新入生を支援するアカデミックアドバイザー※1の活動に参加。人を支える立場を経験する中で、次第にマネジメント分野への興味が芽生えていきました。
2回生のPBL(課題解決型学習)の授業では、企業向けビジネスプランを考えるコンテストに挑戦しました。私はプロジェクトリーダーを務め、「健康経営」をテーマに従業員の健康増進が仕事のパフォーマンス向上につながる仕組みを提案。実際に大手企業の関係者から実務視点でアドバイスをいただけたことは、自分のアイデアが社会とつながり、課題を解決する手応えを感じる大きな機会となりました。
●「やってみたい」を示せば道は開ける
PBLの活動がきっかけで、プロジェクトをサポートしてくれた先生のスポーツマネジメントのゼミに所属しています。ゼミには関西圏以外の出身者も多く、異なる価値観を持つ学生が集まっていますが、非常に仲が良いです。先生方もとてもフレンドリーで、私をオープンキャンパスで行う模擬授業のファシリテーターとして誘ってくださるなど、学生の挑戦を後押ししてくれる姿勢を常々感じています。
この学部には、自分のやりたいことと真剣に向き合う仲間がたくさんいます。私自身、まだ将来のゴールは明確には見えていませんが、「やってみたい」と思うことに挑戦し続けてきた経験が、自分の力になっていると実感しています。迷っていても、動いてみることで道は開けていく。それがこの学部の魅力だと思います。
※1 先輩学生が1回生の学習支援を実施する学部独自の学生団体
※インタビュー及びプロフィールは、取材をした2025年5月時点の内容です。
PROFILE
湯淺 謙太朗