【PBL活動報告】「Z世代に刺さるストリートシューズの創出」をテーマに、調査・分析および商品提案に取り組みました。
私たちのグループでは、「Z世代に刺さるストリートシューズの創出」をテーマに、NIKEおよびadidasを対象とした調査・分析および商品提案に取り組みました。調査、コンセプト設計、試作検討、最終発表までをチームで分担しながら進め、実践的な開発プロセスを経験しました。
■プロジェクトの概要
Z世代の価値観やライフスタイルを踏まえ、実際の消費者ニーズに基づいたシューズデザインを考案することを目的としました。文献調査に加え、街頭インタビューや店舗調査を通してブランドの特性と若年層の購買意識を整理し、それらを商品コンセプトへ反映しました。
■調査活動と分析
10~11月には関西圏で街頭インタビューやショップスタッフへのヒアリングを実施し、スニーカー選択の基準や流行の捉え方を調査しました。その結果、履き心地よりもデザイン性や過去モデルへの愛着などが重視される一方で、新しさも重要な要素として求められていることが分かりました。12月には東京でも同様にインタビューや店舗調査を行い、若者の着用傾向を確認しました。加えて、DESCENTEおよびGoldwinの協力を得て、開発フローやコラボレーションの選定条件などについてインタビューを行いました。これにより、デザインだけでなく、製造方法や販売戦略を含めて商品を捉える重要性を学びました。関西と関東の調査結果には大きな差はなく、自分らしさや共感を重視する姿勢が共通して見られました。これらの結果を基に、各ブランドの特徴と課題を整理しました。
インタビューの様子
■提案コンセプト
①adidas×UGGコラボレーションモデル
「冬のストリートでも快適に履けるシューズ」をコンセプトに、UGGの保温性とadidasの機能性を組み合わせたモデルを設計しました。厚底シルエットによるデザイン性と日常使用への対応を両立させています。3Dプリンターで試作を行い、形状や構造を立体的に検討しました。製品レベルの再現には至りませんでしたが、課題の共有や改良点の検討に役立つ成果となりました。
adidas×UGGコラボレーションモデル試作の様子
②NIKE×Maison Margielaコラボレーションモデル
「再構築」をテーマに、既存モデルを基にしたデザインを検討しました。パーツの配置やサステナブルな素材の組み合わせを工夫し、新しさと懐かしさの両立を目指しました。このモデルは実際の素材を用いてハンドメイドで試作し、外見だけではなく履き心地への影響も確認しました。制作過程を通じて、設計段階では見えにくかった課題も把握することができました。
NIKE×Maison Margielaコラボレーションモデル試作の様子
■最終成果
本プロジェクトを通じて、消費者視点、ブランド特性、機能性、デザイン性を総合的に考慮した提案の重要性を学びました。また、アイデアを形にするためには調査結果の整理やチーム内での意見共有、試作によるアウトプットが欠かせないことも理解しました。実際に手を動かしながら検討を重ねる中で、商品開発の難しさと同時に、その面白さも強く実感しました。