2015/05/21 「運動生理・生化学特論」において、長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科の小野悠介先生に「骨格筋生物学」について授業をして頂きました。
2015/05/21 「運動生理・生化学特論」において、長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科の小野悠介先生に「骨格筋生物学」について授業をして頂きました。骨格筋の肥大や萎縮はなぜ生じるのか、また、骨格筋の再生にはどのような分子により制御されているのかについて分子生物学的な手法を用いた研究成果をわかり易く説明をして頂きました。
高齢化社会が進む中、加齢に伴う筋量の低下(サルコペニア)の予防は重要な課題であります。筋細胞は損傷した後の再生には、筋サテライト細胞から筋芽細胞への分化誘導により筋細胞を補充しています。しかし、加齢ともない、その機能は低下し、その分子機序には多くの細胞内制御によって筋再生能の低下を引き起こしています。まだまだ不明な点が多い中、膨大な実験成果を紹介して頂きました。