2015/06/09 日本学術振興会特別研究員(ポスドク)の福谷充輝先生の研究が「PLoS One」に原著論文として掲載されました。
日本学術振興会特別研究員(ポスドク)の福谷充輝先生が栗原俊之助教、伊坂忠夫教授、と共同で取り組まれた研究が、「PLoS One」に原著論文として掲載されました。
本論文では、反動動作によるパフォーマンス増強の仕組みを検証し、主動作の前に筋興奮レベルを増加させておくこと (予備緊張) と、筋線維の伸長に伴う一時的な筋力増強効果 (residual force enhancement) が反動効果に貢献している事が示唆されました。そのため、これら2つの要素をうまく引き出すことで、より大きな反動効果、すなわち高いスポーツパフォーマンスを引き出すことができると考えられます。
Fukutani A, Kurihara T, Isaka T. (2015). Factors of force potentiation induced by stretch-shortening cycle in plantarflexors. PLoS One. 10(6):e0120579. doi: 10.1371/journal.pone.0120579.
PlosONE open access
http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0120579