2015/12/11日に、第22回 NS研αが開催されました。
当日は、谷口圭吾先生(北海道公立大学法人 札幌医科大学 保健医療学部 理学療法学第二講座 講師)が、「超高速超音波技術が斬り拓く骨格筋評価の新たな可能性」のタイトルで、発表されました。
谷口先生がこれまでに行ってきた研究を概観したうえで最新の機器を用いた現在進行形の研究成果もご紹介していただきました。谷口先生の研究は、生体画像診断評価のツールである超音波装置を骨格筋の形態・機能・性状の測定に利用して、骨格筋を評価しようとしております。
谷口先生は、理学療法士としてだけでなく研究者としての視点も持ち続けており、最新の機能に誰よりも早く着目して日本にいち早く導入し、測定結果についての信頼性を得るために屍体を用いた基礎的な研究を行い、その知見を臨床でも応用できるようにと常に考えておられる点で秀逸であり、当日はスポーツ健康科学部の教員・院生に加え、近隣の大学から教員や理学療法学部の学生も多数参加し、先生のご発表に対して活発な質疑応答が交わされました。