2015/12/21 ジュニアコーチング論において、京都サンガF.C.コーチの加藤祐貴子氏にゲストスピ-カ-として、「京都サンガF.C.の普及部の現状と課題 & 女子サッカ-の現状と課題」というテ-マでお話をして頂きました。
ジュニアコ-チング論において、京都サンガF.C.コーチの加藤祐貴子氏にゲストスピ-カ-として、「京都サンガF.C.の普及部の現状と課題 & 女子サッカ-の現状と課題」というテ-マでお話をして頂きました。
Jリ-グチームの普及部は、サッカ-の指導ばかりでなく、スク-ル生を増やすためのイベントなどの企画・運営も仕事のひとつだそうです。特に少子化の影響による会費収入が減少する中、子どもや父母にサッカ-の魅力を伝え、社会のニ-ズに合ったスク-ルを展開などの取り組みを紹介して頂きました。しかし、女性の競技人口は増え続けており、15年前はJリーグに所属する女性のコ-チが2名であったのに対し、現在では45名まで増加したそうです。男子と比べかなり普及はしてきましたが、競技者数は欧米や南米と比べかなり少ないそうです。日本の育成システムが進んでいるのでワールドカップで勝っている状況だということです。今後女子サッカ-の発展のために、中学校、高校の受け皿づくりが重要であるとお話頂きました。
最後に、プロスポ-ツ界は華やかな世界のように見えるが、実際は厳しい世界である。しかし、「夢は見るものではなく、叶えるもの(澤穂希選手談)」の言葉を励みに、女子サッカ-の普及に貢献したいと熱く語って頂きました。