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2016/03/10 本学部助教の藤本雅大先生の研究が「Gait & Posture」に原著論文として掲載されました。


本学部助教 藤本 雅大先生がオレゴン大学生理学部教授 Li-Shan Chou先生と共同で取り組まれた研究が、「Gait & Posture」に原著論文として掲載されました。

 この研究論文では、歩行の安定性を速度と加速度の観点から評価しています。歩行速度が同じであっても、加速度による速度のコントロールは若年者と高齢者とでは異なること、そして転倒経験のある高齢者は安定性をより重視した保守的な歩行動作をとることを明らかにしています。これらの結果は、高齢者の歩行の不安定性や転倒の原因を解明するうえで重要な知見となるものです。


Fujimoto M and Chou L-S. (2016). Sagittal plane momentum control during walking in elderly fallers. Gait & Posture, 45: 121-126.

http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0966636216000102


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