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スポーツパフォーマンス測定室のフォースプレートを全面換装!これまで以上に精度よく地面から受ける力の測定が可能になりました

 スポーツ健康科学部の授業やデータ収集のための実験などで使用されているスポーツパフォーマンス測定室にはフォースプレートと呼ばれる地面を蹴る力の大きさや向き、作用点などが測定できる機器が15枚埋設されています。これまでに、日常動作からスポーツ動作の解析を含めて多くの実験に活用され研究活動に使われてきました。これだけの規模でフォースプレートが設置されている研究環境は珍しく、従来では解析できなかった対人プレイの計測など特徴的な研究成果が生まれています。

15年間、多くの実験に使われてきており、この夏、スポーツ健康科学部では、フォースプレートの全面換装工事を実施しました。

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 換装工事に伴い、フォースプレートを固定するための基盤部分についても最新の工法による改修を実施したことで、これまで以上に高い精度での測定が可能となりました。

今後、これまで以上に、フォースプレートを含めてスポーツパフォーマンス測定室での高度で精緻な実験により、スポーツ健康科学の新しい知が生み出されて参ります。引き続きご期待ください。

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 なお、これまで埋設されていた15枚のフォースプレートについては、代替用として保管され、単体での利用や他研究施設へ移動させての測定など、柔軟な活用が見込まれています。

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