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2025年度藍星賞受賞者
2025年度藍星賞受賞者リスト
- 1.研究部門 山口 慶一
(立命館大学 総合科学技術研究機構) - 2.教育部門 森 理紗子
(立命館大学 総合科学技術研究機構) - 3.国際部門 石橋 彩
(東洋大学健康スポーツ科学部栄養科学科助教) - 4.社会連携部門 堀内 元
(立命館大学 スポーツ健康科学部 特任助教)
1)山口 慶一 氏
山口慶一氏は、2018年3月にスポーツ健康科学部を卒業後、2020年3月にスポーツ健康科学研究科博士課程前期課程を修了している。また2023年3月にはスポーツ健康科学研究科博士課程後期課程を修了し、博士号を取得している。博士課程後期課程在学中には、日本学術振興会特別研究員(DC2)にも採用されている。現在、立命館大学 総合科学技術研究機構に所属し、これまでに筆頭論文7報 (査読あり)、共著論文8報 (査読あり) を執筆している。
また、2025年5 月には「2025年度 立命館大学 若手研究者育成プログラム研究奨励賞」を受賞しており、今後の研究活動の発展が期待できることから、藍星賞研究部門の候補者として推薦する。
2)森 理紗子 氏
森理紗子氏は、2019年3月にスポーツ健康科学部を卒業し、2021年3月にスポーツ健康科学研究科博士課程前期課程を修了した。その後、立命館大学食マネジメント研究科博士課程後期課程に進み、2024年3月に博士号を取得した。2024年4月より、立命館大学 総合科学技術研究機構 専門研究員を務め、2025年4月よりスポーツ健康科学部に助手として着任した。またスポーツ健康科学部、食マネジメント学部、薬学部が共同で新規開講した「スポーツ健康科学特殊講義Ⅰ(VC)」において、複数の学部・研究科で学んだ学際的な経験や知識を活かして、授業運営の補助に当たっている。
また、スポーツ健康科学部2回生以上を対象としたPBL I・IIでも、各クラスの教育ならびに運営補助を行い、PBLI・II合わせて全16クラスの円滑な運営に多大なる貢献をしていることから、藍星賞教育部門の候補者として推薦する。
3) 石橋 彩 氏
石橋 彩氏は、管理栄養士資格取得後、2013年にスポーツ健康科学研究科へ進学しました。大学院在学中から今日に至るまで、国際舞台におけるスポーツ栄養サポートに取り組んでいます。
前期課程在学中には、女子陸上長距離選手の海外合宿(アメリカ合衆国・ボルダー、アルバカーキー)やフェンシング日本代表の世界大会(ロシア・カザン)に帯同し、日本特有の食事文化がない海外の地での栄養戦略の立案と実践を経験してきました。
後期課程進学と同時にHPSC国立スポーツ科学センター研究員となり、研究とハイパフォーマンス支援を両立してきました。リオデジャネイロオリンピック(2016)、平昌冬季オリンピック(2018)をはじめとする国際大会において、トップアスリートの栄養サポートに携わり、日本の競技力向上に貢献しています。
2018年に後期課程を修了し、博士(スポーツ健康科学)を取得しました。あわせて、公認スポーツ栄養士およびIOC Diploma in Sports Nutritionを取得しており、学術的基盤と国際的専門性の双方を備えています。
さらに、今年開催されたミラノ・コルティナ冬季オリンピック(2026)においても、現地にてフィギュアスケート日本代表チームの栄養サポートを担当し、選手のコンディショニングに貢献しました。豊富な国際経験と実践力は、本学会国際部門の活動推進に大きく寄与するものと考えます。
以上の理由から、石橋 彩 氏を本学会藍星賞国際部門受賞にふさわしい人物として推薦いたします。
4)堀内 元 氏
堀内元氏は、自身のスポーツバイオメカニクス研究に立脚し、プロ野球チームの動作解析に取り組んでこられた。近年では、立命館大学体育会野球部のデータ分析、立命館宇治高校のデータ分析と社会連携を広げている。大学体育会野球部の躍進という結果やミーティングでのデータに基づくディスカッションに寄与し、立命館宇治高校でのデータに基づく部活動改革というDX推進にも大きく寄与している。また、立命館守山高校や立命館高校との接点も拡大し、データに基づく部活動指導に向けて、充実したデータベース構築へとつながりつつある。部活動の地域移行も社会的な話題となる中、学術研究との接続による部活動を通じた教育といった新しい価値を創出している点、高く評価されるべき活動である。
また、野球部に限らず、大学体育会や附属校部活動のデータに基づくパフォーマンス向上の実践は、スポーツ健康科学の社会実装として今後のさらなる発展を期待できる分野であると考えられる。
山口慶一さん 森理紗子さん
堀内元さん 左から山口さん、森さん、堀内さん
石橋 彩さん
この度は、藍星賞国際部門という大変栄誉ある賞を賜り、誠にありがとうございます。
ご推薦いただきました海老久美子先生、ならびに選考委員の先生方に心より御礼申し上げます。
博士課程在学中には、研究活動に加えて、国内外のスポーツ現場において栄養サポートに携わる貴重な機会をいただきました。立命館大学大学院で学んだスポーツ健康科学に関する知識や研究姿勢、そして現場で培った実践力は、現在の活動の礎となっております。これまで多くの国際舞台で栄養サポートに携わることができましたのも、博士課程の指導教員であった海老久美子先生、後藤一成先生をはじめ、スポーツ健康科学部の先生方の温かいご指導とご支援のおかげであり、深く感謝申し上げます。
また、研究活動とハイパフォーマンススポーツ支援を両立する中で、科学的根拠に基づいた栄養サポートの重要性を日々実感しております。今回の受賞を励みとし、今後もスポーツ栄養学の発展と実践現場への貢献に努めて参ります。
さらに、次世代を担う人材の育成にも力を注ぎ、国際的に活躍できるスポーツ栄養士の育成に微力ながら尽力して参りたいと存じます。