産業社会学部OB講演会とミニ写真展 ~11月27日(金)開催報告~

Posted on 2009.12.14

産業社会学部には、産業社会学会(以下、学会)という産業社会学部に所属する学生(大学)、院生(大学院)、そして先生方の研究活動を推進させることを目的とした学術研究推進団体があります。
今日はその学会の学生委員会(大学生パート)が主催する「講演会ならびにミニ写真展」にお邪魔しました。
講演者は産業社会学部OBでもあり、アジアプレス・インターナショナル所属のフォトジャーナリストの「渋谷敦志」さんです。これまでに取材されたカンボジアやアンゴラなどの写真展示とともに、発展途上国の現状をしってもらい、地球市民として何ができるのか?について学生諸君が深く考えることができる大変有意義な企画となりました。

各国の現状を目の当たりにした参加者からは、ところどころで「ため息」が漏れ、いかに日本に生まれた私たちが幸せな境遇にあるのかを痛感することとなりました。
講演会終了後の質問では、「発展途上国の詳細な現状」や「目をそむけたくなるような場面でシャッターを押す気持ち」などの、意識が高いものがとどまることなく続きました。これらの講演会と質問を通じ多くの参加者が立命館大学生、そして地球市民として果たさなければならない今後の具体的な活動についてのイメージを共有できることができました。

 

講演会でのスライドショーの様子

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渋谷敦志さんHP

 

 

子ども社会専攻企画(講演会と対談) ~社会に生きる子どもたち~

Posted on 2009.12.14

12月12日(土)に奈良女子大学の浜田寿美男先生をお招きし、「今の子どもをどうとらえるか」をテーマにして講演会を行いました。
かつては幼い兄弟の子守などを通じ、大人となり親となるための準備が出来ていた。しかし最近はあらゆることに対し、準備段階がないまま直面するような事態になっている。これは子どもが生きる環境が大きく変化していることに他ならない。
学習することの喜びは社会との接点と広がりを実感することに尽きる。しかし小学校から開始されている学校での学習は、成績評価に偏重する傾向が強いため教員の役割は非常に重大となる。など教育の根底にかかわる問題提起をしていただきました。

 

なお講演会後は、参加者の質問に応える形で浜田先生と景井充先生(子ども社会専攻所属)との対談が行われました。在学生のみならず現職の教員(中学や高校)、塾や予備校の先生からも子どもたちに接する側として日常的に苦心されていることが伺えるような質問が多くありました。時間的な制約もあり、一つ一つにじっくりと時間を取ってお答えすることはできませんでしたが、子ども達と接することによって大人(教員)も成長し続けていることが確認できました。学生諸君にとっては、教職を目指す意義をより強く再認識する機会になったことだと思います。

 


オープニング:学生と教職員による合唱

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浜田寿先美男先生

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浜田先生と景井充先生(左側)

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2009年度産業社会学部校友会総会が開催されました

Posted on 2009.12.10

 2009年12月5日(土)立命館大学衣笠キャンパスにて産業社会学部校友会(卒業生の会です)総会と特別企画が開催されました。

 総会では、新会長として、古谷 寛(ふるたに ゆたか)氏が選出されました。古谷新会長は、現在、イオン株式会社 執行役 サービス事業最高経営責任者 兼 専門店事業最高経営責任者でいらっしゃり、産業社会学部の第1期生です。

 産業社会学部の卒業生は、現在3万人を超え、商社、流通、メーカー、金融、メディア、スポーツ、教育、福祉...など、社会のあらゆる分野で活躍中です。古谷新会長のもと、産業社会学部卒業生のネットワークをより強め、在学生支援を含めて、卒業生間の交流を促進する活動を進めていくことが総会で確認されました。 <詳しくは産業社会学部校友会のページへ>

 

総会の様子

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佐藤春吉学部長

 

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古谷寛新会長 

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都鳥正喜名誉顧問 

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<特別企画① 映画の上映・対談>
 映画監督で、立命館大学客員教授の是枝裕和氏の最新作『空気人形』の上映会を開催しました。映画上映後には、是枝裕和監督と神谷雅子産業社会学部教授(映画館 京都シネマ代表)の対談が行われ、卒業生から監督へ映画についての質問も出されていました。卒業生、在校生合わせて300人の参加がありました。

 上映会の様子

 

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是枝裕和監督と神谷雅子教授の対談

 

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<特別企画② 懇親会>
 なつかしい以学館の食堂にて、先生方や旧友と思い出に花を咲かせるとともに、新たな会長を迎えての校友会の今後の発展を語りあう場となっていました。

懇親会の様子 

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國廣敏文前学部長

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角本沙織新副会長


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産業社会学部の卒業生のみなさんの活躍ぶりは、今後、産業社会学部校友会のサイトで紹介していく予定です。

NHK「@キャンパス」の撮影現場

Posted on 2009.12.10

NHK-BS1に「@キャンパス」という大学を紹介する番組があります。『学生が取材した情報を学生キャスターが伝える』というこの番組、これまでは関東の大学を中心に放送されていましたが、12月から関西シリーズの放送が予定されています。立命館大学は、関西シリーズで最初に放送されます。

 

 12月7日(月)、この「@キャンパス」のNHKによる撮影が衣笠キャンパス・創思館カンファレンスルームで行われました。番組制作全般はRBC(立命館大学放送局)が担当していますが、この番組制作スタッフには、産業社会学部からも現代社会専攻2回生 藤原有希子さんほか1名が参加しています。 

 

 また、番組の一般聴衆としての参加を産業社会学部の学生のみなさんに呼びかけたところ、急な案内にもかかわらず、多くの学生が参加してくれました。 

 

 

キャンパス内に停車している取材車

 

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「@キャンパス」の撮影風景

 

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「@キャンパス」のホームページ 

映画プロデューサー講演会(メディア社会専攻)

Posted on 2009.12.04

1回生のゼミ形式の小集団授業に基礎演習というものがあります。

基礎演習は、大学ならではのグループ学習・研究を実現する素養をはぐくむための授業であり、高校生から大学生への移行をよりスムーズにするために開設されている科目です。普段の授業では、グループごとにテーマを決めて調査・研究したり、その内容を発表したりしています。


今回、メディア社会専攻の金山先生の基礎演習クラスは、学びの一環として講演会を企画、開催しました。「真夏のオリオン」(2009)、「ミッドナイトイーグル」(2007)などが代表作である映画プロデューサーの小滝祥平さんをお招きしての講演会「映画プロデュースの匠に聞く~私の伝えたいこと~」です。(開催日 11月26日)


講演会では、
◆いい映画にするためには、撮影するまでの間に脚本に多くの時間と労力を費やす。
◆本や新聞を中心とする活字を読み、親しみましょう(ネットや携帯はあまりお薦めしません)。
など、最前線でのご経験をふまえた説得力のあるメッセージを学生諸君に投げかけていただきました。参加していた学生諸君はメモを熱心にとり、「大切なことは聞き漏らさない」といった意気ごみが伝わってくる熱気のある講演会になりました。


今回のこの企画は、金山先生のクラスの1回生が中心になって各種準備や当日の進行のすべてを担当しました。この講演会を「よりよいものにしよう」とする熱意を感じることができました。

 

※講演会の様子はコチラからもご覧いただけます。

 

金山勉教授のホームページ

 

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