第47回日本障がい者体育・スポーツ研究発表会参加の報告

Posted on 2023.12.27

スポーツ社会専攻3回生の大橋葉菜香さんと2回生の田中和花さんが 11月25日に長野県障がい者福祉センター「サンアップル」で開催された、第47回日本障がい者体育・スポーツ研究発表会において、『大学生の障害者スポーツボランティアの参加動機:特別支援学校スポーツ交流会を題材にしたプロジェクト型問題解決学習の事例』と題したテーマで、「京都府特別支援学校スポーツ交流事業プロジェクト」の実践を定量的及び定性的に分析した結果を報告しました。

大橋葉菜香

私は、昨年度から続く「京都府特別支援学校スポーツ交流事業プロジェクト」に今年度から参加しました。昨年度プロジェクトを牽引していた上回生の卒業を見据え、次年度にプロジェクトを引き継ぐ人材としての使命感を持って活動してきました。
交流会当日は、学部や学年を超えた26名のメンバーで舞鶴支援学校に出向き、ユニバーサルスポーツの運営に携わりました。学内助成の獲得や備品の調達など様々な課題がありましたが、生徒の皆さんやプロジェクトのメンバーとスポーツの場を共有して交流できたことは、かけがえのない思い出です。

研究会では、プロジェクトメンバーを対象に実施したアンケート調査をもとに、ボランティアの参加動機の分析を報告しました。今回の研究で初めてデータ分析を行ったため、分析の手法を学び、理解し、結果を言語化して報告する過程には難しさを感じましたが、研究会初の学生発表だったこともあってか、多くの方々から応援の言葉をかけていただき励みになりました。また、仲間と共に研究発表にチャレンジし、大舞台を乗り越えることができたため、達成感と自信を得ました。

研究会に参加して痛感したことは、「現場は学生を求めている」ということです。パラスポーツの体験会は増えましたが、障がいのある子どもたちは近い年代の人と関わる機会が少ないそうです。また、学生の場を盛り上げる力や、性別・年齢・障害の有無を超えて交流する力は、その場の全員がスポーツを楽しめるように場をマネジメントする際に役立ちます。
少しでも興味を持っていただけたら、次年度以降の本プロジェクトをはじめとした、パラスポーツの現場に参加していただけると嬉しいです。
私は、プロジェクトと研究会での「出会い」と「経験」を今後に繋げられるように、学内外で積極的に活動していきたいと思います。

田中和花

この度、第47回障がい者体育・スポーツ研究会に参加させていただきました。この研究会では様々な障がい者体育・スポーツ研究に関するお話を拝聴することができ、多くの学びがありました。特に私が興味関心のある「ユニバーサルスポーツ」に関する研究での「ユニバーサルスポーツは単に競技名を指すのではなく、そこに集まった人たちによって、ルールや用具を工夫し、場合によっては新たに「スポーツをつくる」視点を取り入れることが重要である」という言葉が印象に残っています。なぜなら、スポーツは既にルール化されているものであり、それに則って行うものであると考えており、先述したような考えを初めて耳にしたからです。
本研究会では自身も「京都府立特別支援学校スポーツ交流会プロジェクト」について発表させていただきました。研究者の方々の前でお話をするのは初めてのことではありましたが、発表後に多くのご意見、ご感想を頂くことができ、非常に有意義な経験となりました。


第47回日本障がい者体育・スポーツ研究発表会参加の報告

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