短期留学プログラムが開講されました!~vol.2~

Posted on 2011.10.18

夏休み期間を利用して産業社会学部では、スポーツを中心とした
新しい短期留学プログラムが開講されました。
大学での講義やフィールドトリップを通してスポーツ産業や
スポーツマネジメントはもとより、環境問題、街づくりなど、
広くスポーツと社会の結びつきを考える他にはない「産社」
ならではのプログラムです。
産業社会学部から23名が参加し、その中から今回は3名の
学生のみなさんにインタビュー取材を実施しました。
二人目は、メディア社会専攻4回生の前田裕美さんです。

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<メディア社会専攻4回生 前田裕美さん>

Q.普段産業社会学部の中でどのようなことに関心を持ち、
学びを進めていますか?
A."スポーツとメディア"に関して興味があり1回生の頃から
勉強しています。

Q.留学に行こうと思ったきっかけは何かありますか?
A.前々から留学に行きたいと思ってはいたのですが、なかなか
行くことができずにいました。しかし、当プログラムは一定の
語学力は求められるものの単なる語学研修ではないため、学術的
関心や学びたい気持ちがあれば参加する価値があると担当の
漆原先生が仰ってくださったので行くことを決意しました。
またスポーツを学ぶ上で、自分の学びに対しきっとプラスになると
思ったこともきっかけのひとつです。

Q.留学を通して何を学びましたか?
A.文献等では読んだことのないアメリカの現状を知ることが
できました。例えば、アメリカは日本に比べTVのチャンネル数が
多く、スポーツ専用チャンネルがあったり、バーやレストランでは
常にスポーツ番組が放映されていることです。アメリカ人にとって
スポーツは本当に身近なものであると実感しました。

Q.どのような出来事が一番思い出に残っていますか?
A.授業の一環として初めてサーフィンを体験したことです。
アメリカではボードやウェアなど全て貸し出しがあり、気軽に行って
体験できるのが特徴です。施設も完備されており、スポーツをする人
にとって非常に整った環境であると思いました。

Q.参加して良かったと思うことは何ですか?
A.アメリカの学びを知れたことはもちろんですが、他回生・
他専攻の学生と知り合えたことです。一緒に勉強する中で色々な考え
を知ることができ、とても良い経験となりました。
二週間共に過ごした皆とは帰国後も親交があり、色々な話で
盛り上がっています。

Q.日本とアメリカとの違いで特に印象に残っていることはありますか?
A.アメリカでは自主性や自己主張することが求められると強く
感じました。自分から動いて積極的に質問を投げかけることで、
コミュニケーションが円滑に図れたり、相手から話しかけてくれるように
なりました。また実際に球場に行った際、スポーツを応援する
スタイルにも違いがあるように感じました。アメリカでは球場に
応援のみならず、仲間と楽しむために来ている人が多く見受けられ、
日本とは違う自由な風習が印象的でした。

Q.来年度このプログラムへの参加を考えている方に一言お願いします!
A.私はスポーツ社会専攻ではなく他専攻であったにも関わらず、
自分の専攻であるメディアに関することも深めることができました。
"スポーツ"とは見る視点によって様々な繋がりがあるので、他専攻の方
にもおすすめできるプログラムです。留学中は大変なこともありましたが、
楽しい仲間に出会うことができ、もう一度アメリカに帰りたい!と思える
最高のプログラムでした。


 

●写真1●                    ●写真2●

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写真1:スポーツを通じたエコツーリズムの実践例について経験するために
サーフィン体験ツアーに参加した。
写真2:アメフトやアイスホッケーのスタジアムに隣接するスポーツバー
で昼食をとりながら、経営者からソーシャルネットワークを使った顧客
取り込み戦略などについて説明を受けた。

 

●写真3●                    ●写真4●

3hiromi-c.JPG4hiromi-e.JPG

]

写真3:ベッカム選手の所属するロサンゼルス・ギャラクシーの試合視察。
スタジアム内ではグループでバーベキューパーティーのできる貸し切り
スペースなど、試合以外の楽しみ方ができる工夫が随所にみられた。
写真4:滞在した大学寮で、韓国からの留学生と英語によるコミュニ
ケーションで仲良くなった。

 

 

 

 

 

 

 

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