京北プロジェクト

Posted on 2009.12.21

さる12月6日と13日にそれぞれ京都市右京区京北地区にて「第4回納豆フォーラム」と「第4回栃の木フォーラム」が開催されました。

 これらのフォーラムは産業社会学部とNPO法人「フロンティア協会」が2008年2月、京北における地域振興の取組の活性化と、その活動を通してアクティブな学びの場の創造を目的とした包括協定を結んだ、「京北プロジェクト」の一環として設定されたものです。

 

 「京北プロジェクト」ではこの一年間、NPOの方と学生が参加しながら納豆作りを大豆作りから始め、草刈りや収穫を通じて行ったり、栃の木植林のために植林地を切り開いていく活動を行っていました。

 その集大成として、6日の「納豆フォーラム」は(財)京都ゼミナールハウスにて行われ、景井先生(子ども社会専攻所属)による司会のもと、高嶋先生(現代社会専攻所属)、中西(子ども社会専攻所属)先生による講演と、プロジェクトに参加している学生スタッフによる京北プロジェクトに関する取り組みの発表、高嶋先生や中西先生、NPO代表の方と納豆会社社長の方によるパネルディスカッションが行われました。
ここでは、古くから京北地域の伝統であったものの、忘れ去られつつある納豆作りの伝統についてどのようにして継承し、地域振興の資源にするか、そして大学はどのようにかかわれるかという内容が話されました。

 

納豆フォーラムでのサンプル納豆

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納豆フォーラムの様子

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また13日の「栃の木フォーラム」では午前中、山に入り栃の木の植林を行ったあと、植林地の下宇津地区の公民館にて行われました。
ここでは高嶋先生の講演や、高嶋、景井両先生と地域の区長さんらによるパネルディスカッション、また栃の木プロジェクトにかかわった学生3人からの発表などが行われました。

 

栃の木の植林の様子

 

 

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栃の木フォーラムのパネルディスカッション

 

 

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 どちらも地元地域の方が多く参加され、メモを取りながら積極的な質問があり、、学生スタッフにとっても励みになり、有意義な時間を過ごすことができました。

 なお1月18日(月)に以学館23号教室にて京北プロジェクトの学内発表会を行いますので、興味のある方は、ぜひご参加ください。

 

 

                                               by Precious SANSHA

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