アフリカ・ガーナ民族舞踊団立命館公演 ~スポーツ社会専攻~

Posted on 2011.12.26

スポーツ社会専攻の基礎演習4クラスは、11月17日(木)の
4限サブゼミアワーの時間を活用し、5月に行った「立命館
大学国際平和ミュージアム見学会」・6月の「ドキュメンタリー
鑑賞会」に続く合同企画である、「アフリカ・ガーナ民族
舞踊団立命館公演」を以学館1号ホールにて実施しました。

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この公演は、普段直接触れる機会の少ないアフリカの民族
舞踊を紹介し、国際・文化交流、相互理解、平和友好の推進
などを目指し活動しているボランティア組織「エチオプス・
アート日本委員会」の委員長を務める当学部の遠藤保子教授
を中心に企画され、市内の小学校や宇治市文化センターなど
計6日間に及ぶ京都府内公演の内の1つとして実施されました。
今回の公演では、アフリカの中でも欧米やアジア諸国からの
資本流入によって経済発展が急速に進んでいるガーナの民族
舞踊が取り上げられ、地元ガーナよりプロの民族舞踊集団で
ある「アゾルオ・ガーナ民族舞踊団」を招聘して行われました。

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公演ではガーナ各地に伝わるバラエティに富んだダンスが
遠藤教授の解説を交えながら展開され、参加者は激しく時に
ユーモラスな動きを見せる舞踊とリズミカルな音を刻む太鼓
の音色に釘付けとなっていました。ステージの終盤では
舞踊団と立命館の学生が競演し熱いダンスバトルを繰り広げ、
それに呼応したギャラリーも飛び入り参加でステージに
次々と上がっていき、会場が一体となって大きな盛り上がり
を見せました。

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今回の公演における、ガーナをはじめとしたアフリカ諸国に
まつわる伝統舞踊の体験や解説を通じて、植民地支配による
飢餓や難民問題に苦しむ発展途上国というアフリカのこれまで
の画一的でステレオタイプなイメージを覆し、生活構造や
文化様式の多様化が進むアフリカの現在と伝統文化の保存・
伝承の重要性を肌で感じることができたと思います。
スポーツ社会専攻では12月15日に予定されているスポーツ
業界を中心としたキャリア意識形成企画の開催など、学習面の
質の向上を目指していきます。

 

 

 

 


 

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