2011年度後期「デジタル/ネット文化・産業論Ⅱ」第15回講義が開講されました!

Posted on 2012.01.27

今年で開設8年目を迎える音楽関連団体共同寄附講座「デジタル/
ット文化・産業論」は、一般社団法人日本音楽出版社協会、
一般社団法人コンサートプロモーターズ協会、社団法人
日本芸能実演家団体協議会・実演家著作隣接権センターの
3つの団体の寄附から成り立つ講座で、音楽評論家の
反畑誠一客員教授のコーディネートによって、コンテンツ
産業界の最前線で活躍されている方々をゲスト講師として
招聘するリレー形式の講義です。
この科目では、デジタル化とインターネットがもたらした文化
・産業の構造変化を多角的に現状分析・認識し、次世代の
方向性を研究することを課題としており、コンテンツビジネス
やエンタテインメントビジネスに関心を持つ多くの学生が受講
しています。

1月18日(水)に行われた第15回講義では、本講座のコーディ
ネーターである立命館大学の反畑誠一客員教授により、後期
総括として学習成果と今後の活用について講義が行われました。

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<音楽評論家・立命館大学客員教授 反畑 誠一 氏>

 

講義ではまず、後期の授業を振り返った後、東日本大震災に
おける「音楽力」について、音楽制作の概念を変える画期的な
デジタル化の事例とともにお話しいただき、学生は音楽の
持つ力と可能性を改めて実感しました。また、コンテンツ
産業の概念やデジタル技術の進歩により興った情報革命に
ついて解説いただき、エンタテインメント産業の今後の展望
を考える上で必要な知識を学びました。

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続いて、デジタル時代を代表する偉人、米アップルの共同創業者
である故スティーブ・ジョブズ氏を紹介し、プレゼンテーション
の「奥義」やビジネス戦略、魅了する人柄等について書籍や雑誌
を用いて詳細にお話しいただきました。ジョブズ氏の緻密に構成
されたプレゼンテーションの世界を知り、学生は感銘を受けると
ともに、書籍等で積極的に学習を深め、学生生活や社会において
実践していく意欲を示しました。最後に、「多くの本を読み多く
の情報を得て自分のものにしていって欲しい」と伝え、1年間の
講義を締めくくりました。

 

 

 

 

 


 

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