8月30、31日滋賀県希望が丘文化公園にて、小学校教員
養成課程履修者を対象とした野外実習キャンプを開催
しました。
今年度の野外実習キャンプは「経験」を大きなテーマ
として5月から実行委員を発足させ、多くの学生たちが
当日に向けて準備を進めてきました。実行委員という
組織の中で、学生自身が主体的に企画運営を行い経験
を積むことができました。
<テント設営の様子>
当日は、これまでの予行練習で成功させることのでき
なかった火熾し器による着火に成功し、その火種を使
って炊事やキャンプファイヤーを行うという感動的な
体験をしました。
また、理科教育の山下芳樹教授の指導のもと、望遠鏡
作りと天体観測も行いました。当日は天候が危ぶまれ
ましたが、きれいな満月を観測することができました。
<火を熾している様子>
また今回参加した4回生が「教育実習」「教員採用試験」
「4年間の大学生活を振り返って」という3つのテーマに
ついて語り、下回生たちは、これからの大学生活の指針
を得ることができたように思います。天体観測と4回生
の語りは今回初めて取り入れた企画ですが、参加者から
も好評で、大変有意義なものとなりました。
今年で5回目となる野外実習キャンプは、例年以上に多く
の参加者が集まり、過去最多人数の58名での開催となり
ました。
小学校教員をめざす者同士が「縦、横のつながり」を
改めて実感することができたキャンプとなりました。
<全体集合写真>