2012年度後期「デジタル/コンテンツ文化・産業論Ⅱ」第1回講義が開講されました!

Posted on 2012.10.05

今年で開設9年目を迎える音楽関連団体共同寄附講座「デジタル/
コンテンツ文化・産業論」は、一般社団法人コンサートプロモー
ターズ協会、一般社団法人日本音楽出版社協会、一般社団法人
日本レコード協会、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会・
実演家著作隣接権センターの4つの団体の寄附から成り立つ講座
で、音楽評論家の反畑誠一客員教授のコーディネートによって、
コンテンツ産業界の最前線で活躍されている方々をゲスト講師と
して招聘するリレー形式の講義です。この科目では、デジタル化
とインターネットがもたらした文化・産業の構造変化を多角的に
現状分析・認識し、次世代の方向性を研究することを課題として
おり、コンテンツビジネスやエンタテインメントビジネスに関心
を持つ多くの学生が受講しています。

9月28日(金)に行われた第1回講義では、本講座のコーディネー
ターである立命館大学の反畑誠一客員教授により、オリエンテー
ションとして学習目標と課題設定についての講義が行われました。

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<立命館大学客員教授 反畑誠一先生>

 

講義ではまず、本講座が寄附によって成り立っていることや講座
の歴史、概要、寄附を賜った4団体について紹介し、学習目標や
講義を受講するにあたっての心構えについても具体的に説明しま
した。また、第一線でご活躍中の素晴しいゲスト講師のご講義を
聴くことのできる貴重な機会であると言及し、自主学習を行い、
講義の理解を深めるよう促しました。

続いて、本講座の学習の基礎として、コンテンツ産業の概念や
現状を解説しました。デジタル技術の進歩がもたらした「情報
革命」についても、産業革命の観点から分析しながら分かりやす
く説明し、エンタテインメント産業の今後の展望を考える上で
必要な知識を示しました。

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さらに、日本のレコード産業の変遷について重要なキーワードを
提示しながら、詳しく説明し、デジタル技術の発展に伴いレコー
ド産業が大きく変化した実態や課題、そして今後更なる改革と
構築が必要であることなどを示しました。
最後に、次回からの講義テーマや講師陣を紹介するとともに、
各講義の学習のポイントや関連する著書を紹介しました。学生は、
豪華な講師陣による貴重な講義を有意義なものとするため、積極
的に事前学習や質問等を行い学習を深める意欲を示しました。

 

 

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