第2回スポーツ社会専攻ゼミ合同研究発表会・交流会

Posted on 2012.10.22

後期セメスターが始まり最初の週末を迎えた9月29日(土)、
スポーツ社会専攻のゼミに所属する3、4回生が中心となり、
第2回スポーツ社会専攻ゼミ合同研究発表会・交流会が開催
されました。

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昨年から始まったこの会は、企画・運営を各ゼミの代表者で
構成されるスポーツ社会専攻ゼミ長会が担当しており、
①各ゼミの活動や自主ゼミ、海外研修プログラムの活動報告
・情報共有を行いスポーツ社会専攻の学びの深化を図ること、
②ゼミ間の垣根を越えた発表会での討論や交流会を通じて、
これまであまりなかった各ゼミ間のつながりをつくることを
大きな目的としています。

朝9:30から行われた発表会は、専攻長の権学俊准教授の開会
の挨拶から始まり、スポーツ社会専攻ゼミに所属する学生だ
けでなく、スポーツ社会専攻の1、2回生や他専攻の学生、
卒業生の姿も見受けられ昨年の参加人数を超える参加者と
なりました。
また、全体では22組の発表がなされ、その内容は、スポーツ
と社会との関わりを踏まえたスポーツクラブの地域戦略や
震災時のスポーツの在り方、スポーツと労働移民、スポーツ
とアイドルに焦点を当てた研究から、スポーツにおける動き
の美しさを追究した研究や、化粧の有無が自己の顔認知過程
にもたらす変化に焦点を当てた研究など、大変興味深い発表
がいくつもありました。

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さらに、今回の発表会ではスポーツ社会専攻が国際化の一環
として中心的に取り組んでいるアメリカと韓国の海外研修
プログラムの活動報告や、総合型地域スポーツクラブや地域
のNPOとの連携のもと活動を進める自主ゼミからの活動報告
もなされ、プログラムに参加した学生から活動内容の還元が
行われました。
発表会の最後には、市井吉興准教授、漆原良准教授から総評
が述べられ、スポーツの内的要因から「スポーツとは何か」
ということを改めて考えてみることでその可能性は広がると
いうお話から、スポーツを通じて社会を読み解くことの奥深
さを実感することができました。

また、合同研究発表会終了後は、諒友館地下食堂を貸し切って
交流会が行なわれました。中西純司教授からの研究発表会の
総括と乾杯の挨拶で始まった交流会は、軽食をつまみながら、
スポーツに関するクイズ大会や豪華賞品付きビンゴ大会が行な
われ、今日初めて会った人同士の会話も盛り上がっていました。

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今回のスポーツ社会専攻ゼミ合同研究発表会・交流会に参加し
た3回生の徳山裕之さんは、「今回の企画を通じて、初めて出
会った仲間との交流も深まり、勉強面だけでなく多くの面で
得られることが多かったと思う。今回のような専攻を上げた
企画を継続して行っていくことで、スポーツ社会専攻をより
よい専攻にしていきたい。」と感想を語っていたように、
今回の企画は大成功のもと幕を下ろしました。

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スポーツ社会専攻では後期にも、「連続講義シリーズ」と
題し、10月20日(土)に京都サンガFCの祖母井GM、
11月22日(木)にジャーナリストの斉藤貴男氏、
1月19日(土)にハンガリー舞踊団をお招きし、
講演会を開催します。
講演会は一般の方にも公開され、参加費は無料となっており
ます。ふるってご参加ください。

 

 

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