2012年12月8日(土)、9日(日)の2日間、一橋大学、中央大学、
尚美学園大学、立命館大学のスポーツ社会学を専攻するゼミが
集まり、東京国立オリンピック記念青少年総合センターにて2日
間に渡る大学ゼミ合同研究発表会が開催されました。
この研究発表会に立命館大学からは、メディア社会専攻の川口
ゼミとスポーツ社会専攻の権ゼミの学生、教員26名が参加し、
自分の研究テーマに関する研究発表、参加する他大学の学生や
先生方との活発な意見交換を行いました。
今回の研究発表会へは、約80名のスポーツ社会学を学ぶ学生と
各大学から合わせて6名の教員が一堂に会し、スポーツ産業、
スポーツクラブマネジメント、大学スポーツ、スポーツとメデ
ィア、スポーツと移民など多岐にわたるテーマのもと22組の発
表が行われました。主に3回生の発表者からは、今後の研究展望
について発表がなされ、4回生の発表者からは現在執筆中の卒業
論文に関連した発表がなされました。
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研究発表会で発表をした権ゼミ4回生の塚本さんからは「普段の
ゼミとはまた違った視点からの質問、指摘を受け、違った角度
から研究テーマを分析することができるなと感じた。自分のテ
ーマと関連した研究を行っている他大学の学生もおり、意見交
換ができたのは本当に良かったし、刺激になった。これから自
分の卒業論文執筆に活かしていきたい。」という感想を語って
くれたように、この研究発表会が4回生の学生の学びの深化に
大きく貢献していることが伺えます。
同じく、川口ゼミ3回生の植西さんからも「4回生の学生の発表
は、やはり内容が充実していて、とても勉強になった。これか
らの研究の参考にするとともに、先輩方の研究を超えられるよ
うに頑張っていきたい。」と語り、参加したすべての学生に
とって有意義な時間となりました。
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また、1日目の研究発表会終了後には、懇親会も行われ、大学
の枠を超え他大学の学生や先生との交流も深まりました。
研究会の終わりには、今回の研究会へ参加された先生方から講
評を頂きました。各先生からは、「当たり前と考えられている
ことを疑ってみることの大切さ」や、「社会を一歩でも前に前
進させるために、自分にできることを考えることの重要性」な
ど参加学生のこれからを期待するメッセージが送られました。
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この、4大学合同スポーツ研究発表会は、東京と京都の持ち回り
制で開催されており、来年度は京都で立命館大学の主催で開催
されます。