「インターナショナル・メディア・キャンプ」直前企画:米インディアナ大学教授を招いて英語プレゼンセッションを開催しました!

Posted on 2013.07.25

産業社会学部の企画研究(SA)「国際メディア比較~日韓の
メディアを学ぶ」(受講生23名:坂田謙司教授・金山勉教授
担当)では、日本・韓国のメディアについて比較メディアの視
点から学んでいます。
その中でも中心的な位置を占めるのが、2013年9月9日から
9月17日まで韓国ソウルの西江大学コミュニケーション学部と
提携して開催される「インターナショナル・メディア・スタディー
ズ・キャンプ(IMSC)」(8泊9日)です。キャンプ中の基本コミュニ
ケーション言語は英語で、西江大学の学生たちを交えた英語
による「日韓メディア比較プレゼンテーションおよびディスカッ
ション」がメイン企画として用意されています。
これに先立つ事前学習として位置づけられた7月18日5時限目
のクラスでは、各グループが文献調査をもとにまとめた日韓の
メディア状況比較(新聞、放送、広告、映画、ニューメディア)に
ついての英語プレゼンテーションが行われました。





このプレゼンテーションセッションには、来日中の米国・インディ
アナ大学ジャーナリズム・スクールのラーズ・ウィルナット教授
(専門分野:国際コミュニケーション、国際ジャーナリズム)が
特別ゲストとして出席。各グループのプレゼンテーションに
対するコメントの後、鋭い質問が飛んでいました。


<ラーズ・ウィルナット教授>

ウィルナット教授は、「どのグループもそれぞれの興味から、
それぞれのメディア分野について力を入れて調査していた。
この学びをもとに、ソウルでは、もっと深く韓国メディアに
ついて知識を得て、日本のメディアとの違いを明確にして欲
しい」、とコメント。また学生時代に、問題意識を持って実
践的・主体的にメディアと関わることが大切だと語りかけて
いました。



ウィルナット教授からの、シンプルでありながらも本質を
ついた問いが投げかけられた際、受講学生たちは、なか
なかうまく答えることができない局面もありました。受講生
からは「もっと英語を話せるようにならないとだめだ」、
「質問を受けて、すぐにうまく答えることができず、もどかし
かった」、「緊張したが、今回の英語プレゼンで改善点が
見えてきたので、韓国・ソウルでの本発表ではしっかり頑張
りたい」などの声が聞かれ、今回の特別セッションは受講
学生に大きな学びの動機付けを与えたようです。



9月に実施されるIMSCでは、西江大学コミュニケーション
学部に所属するメディア・ジャーナリズム分野の韓国第一
線の教授から韓国メディア事情(新聞、放送、広告、ニュー
メディアなど)についての英語講義を受け、その知識をもと
に各関連メディア現場を訪問して、韓国メディアの実情を肌
で感じ取り、学ぶことができます。「韓国に行って、もっと深く
学びたいという意欲が生まれた」今回の英語プレゼンテー
ション企画を通じ、9月のIMSCでは、受講生が、さらに成長
することが期待されます。     

文責:BEN

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