インド海外研修が実施されました!<産業社会学部 篠田ゼミ3回生>

Posted on 2013.10.07

篠田ゼミでは、3回生の夏休みにアジアの国を中心に毎年海外研修を
行っています。東アジアは、グローバル化のなかで経済的発展をしつつ、
同時に社会的な問題もそのなかで抱えています。ゼミのテーマは「グロ
ーバル化の光と影」と題して行われているので、実際に海外に出かけ、
その国で活躍している日系企業やNGO団体などを訪問し、お話を聞く
ことが重要です。また、その国の将来を担う若者と、同じ若者として意
見交換しお互いを知りながら自分の国を振り返ることも大事なので、
その国の大学生との交流をいつも企画しています。
今年は、ゼミ生一致でインドに訪問することを決め、5月連休明けから
ゼミで話し合いながら、企画を決めました。

<デリー大学・社会科学部の建物>

旅行班、企業担当班、NGO担当班、大学交流班などを作り、訪問したい
組織へのコンタクト、質問状送付などを行いました。組織によっては返事
がなかったり、訪問の日にちが変更したりと、担当班は苦労しながらスケ
ジュールを決めていきました。最終的に、JETRO、デリー日本人商工会、
三菱商事、住友商事、パソナ、日本工営、電通、鴻池運輸、ヤクルト、
K&L、日立、東京三菱UFJ, マーケティングエクセルデータへの訪問、また
女性支援NGO・ Kamalini、スラム住民支援NGO・PeteFoundation、Delhi
大学の社会科学部の学生との交流会など多彩な内容で、全体としてイン
ドの「光と影」の一端が理解できたといえます。

<プレゼンを聞く学生たち>


<グループでの議論・交流>

インドは日本でいえば高度成長期初めで経済成長が進んでいますが、
カースト制度による格差も大きく、路上生活者もいたるところで目につ
き、今後の社会面での発展も課題だといえそうです。ともあれ、密度が
濃い研修となりました。

<集合写真>

文責:篠田武司 教授

このページの上部へ