産業社会学会アドバンストセミナーが開催されました!

Posted on 2013.12.05

11月8日(金)、以学館ピロティにて産業社会学会
アドバンストセミナーが実施されました。

今回は、産業社会学部 市井吉興准教授がゼミ生と
ともに※「ビアポン」について実演を交えながら分
析・解説を行いました。

<市井吉興 准教授 >

市井ゼミでは、「新たなスポーツを作り出せるのか?」
というテーマを掲げています。市井准教授はセミナーに
おいて、新たなスポーツを作るうえで必要な視点を述べ
られました。その視点とは、カイヨワが「遊びの分類」
で示した「パイディア(気晴らし、一時的な遊び)」か
らルール、用具、組織の形成を経て到達した「ルドゥス
(ルールに基づいた「遊び」、たとえば、スポーツ)」、
すなわち、パイディアからルドゥスへの変化です。こう
いった視点やスポーツの本質を体現し、確認することが
出来る「教材」がビアポンであり、そこから新たなスポ
ーツ作成のヒントがあることを学びました。

また、セミナーの最後には参加した学生や職員も実際に
ビアポンを体験し、終始楽しい雰囲気でセミナーは終了
しました。



※ビアポンとは、Beer Pongと表記します。Beer、つまり
アルコール飲料のビールとPong、つまり、ピンポン(卓
球)とが合体しています。その誕生は、アメリカのダー
トマス大学の学生たちの「飲酒文化=飲み会」をきっか
けにしているという説が有力です。今やWorld Series of
 Beer Pong(WSOBP)が2006年よりラスベガスにて開催
され、2010年にはビアポンの普及と発展を目指して日本
ビアポン協会が発足しています。

★ビアポンの競技方法★
二人一組のチーム同士の対戦。互いに紙コップかプラス
チック・コップを10個用意し、それを細長いテーブルの
両端に、ボーリングのピンのように三角形に並べる。
そして互いに、そのコップを狙ってピンポン玉を投げ合う。
コップには半分くらいビールを入れ、相手チームの選手が
ピンポン玉をコップに投げ入れ、そこに入れられたらビー
ルを飲まされる。相手よりも早く全てのカップにピンポン
玉を投げ入れ、ビールを飲ませたほうが勝ち。


次回のアドバンストセミナーは、12月6日(金)に実施
されます。みなさま、ふるってご参加ください。

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