子ども社会専攻企画「子どもの広場2013」が実施されました!

Posted on 2013.12.13

11月23日(祝・土)、以学館を中心に、子ども社会専攻企画
「子どもの広場2013」が行われました。この企画は、広く地
域・一般の子どもや親子向けに開かれたもので、子ども社会
専攻の学生と様々な体験をして楽しんでもらおうというもの
です。当日は、京都や滋賀からの大人76名、子ども82名(計
158人)の参加者を、100名以上の学生・教員スタッフが迎え
ました。

第1部は、参加者が自由にブースをまわって楽しむ企画です。
子ども社会専攻の学生たちが、コマ遊び、スライム作り、
グラスサンドアート、スーパーボールすくいなど、8ブース
を展開しました。子どもたちには、思い思いの場所で、普段
はできない体験を大学生と交流しながら楽しんでもらいまし
た。時折風が冷たく感じられる陽気でしたが、寒さに負けず、
屋外のブースも多くの子どもたちで賑わいました。複数のブ
ースをまわるとプレゼントがもらえるスタンプラリーも実施
し、会場は子どもたちの笑顔と笑い声に包まれました。

第2部は、参加者が学生と一緒に1つの活動を体験・練習し、
発表する企画です。子ども社会専攻の学生を中心に、サーク
ルの協力も得て用意した5つの活動(“歌”、“ダンス”、
“書道”、“ボディーパーカッション”、“ピタゴラスイッ
チ”)から、子どもたちにはそれぞれ1つを選んでもらい、
各場所に分かれて体験・練習をしてもらいました。その後は、
ホールに集合して、練習の成果をステージ上で披露し合う発
表会を行いました。どの活動も、学校での活動とは一味違う
ものでしたが、約1時間の練習後の発表は、短い時間で練習
したとは思えない完成度でした。子どもたちが各活動に分か
れて練習する姿、ステージ上で発表する姿、発表に拍手を送
る姿、全て真剣に楽しんでいる様子がうかがえ、あたたかい
雰囲気に溢れていました。

今年度は「学生主体」を1つの目標に掲げました。そこで、
外部ゲストによる公演を依頼せずに、全て学生による企画を
実施しました。特に、第2部は、昨年度までとは異なる企画
内容でしたが、子どもたちと多くの交流を持てたことで得ら
れたもの、学べたことが多くありました。今後の学びに活か
される貴重な経験ができた専攻企画となりました。

文責:子ども社会専攻 岡本尚子 准教授

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