スポーツ社会専攻企画「世界的スポーツイベントを支える一員となるために」

Posted on 2013.12.25

11月28日(木)以学館2号ホールにてスポーツ社会専攻
企画講演会を実施しました。
ゲスト講師として株式会社電通から若林亮氏をお招きし、
「世界的スポーツイベントを支える一員となるために」
というテーマを題材にお話していただきました。
若林氏は現在、スポーツ局国際スポーツ業務部でアソシ
エイト・スーパーバイザーを務められ、様々なイベント
運営現場に携わっておられます。

<若林 亮 氏>

講演会ではまず、若林氏が、オリンピック、FIFAワール
ドカップ、世界陸上といったメガスポーツイベントを運
営するためにどのような業務に携わっているのかという
ことに加えて、スポーツ局とは、どのような部署で編成
され、どのような業種の人々と関わりがあるのかご紹介
いただきました。次に、電通とスポーツ大会(オリンピ
ック、FIFA、世界陸上など)の関係について述べられま
した。これには、①スポンサー、②放送権、③ライセン
シング、④チケット(収入源)などが大きく関わること
や、またその中における電通の役割について言及されま
した。さらに、先日招致が決定した2020年東京五輪では、
マーケティングからイベント運営までを総合的に担うこ
とを目指した電通の新たな改革を伺うことができました。

そして講演会の最後には、「今後スポーツ業界に求めら
れる人材とは、社会人としての基礎能力が備わっている
人ではないでしょうか。スポーツに関する知識や語学力
はもちろんですが、先の目標を立て、「実現したい」
「実現しよう」という姿勢がおのずと自分自身のスキル
アップに繋がると思います。また、スポーツビジネスに
関わりたいという思いがあるのであれば、2020年の東京
五輪がチャンスです。主流な人材として若手が活躍でき
る場がきっとあるので、チャンスを逃さないでください。」
と受講学生に向けて熱いメッセージを送っていただきま
した。

スポーツ社会専攻では、今後も、スポーツ現場で活躍する
方々をゲスト講師としてお招きし、日本社会におけるスポ
ーツ現場からの生の声、現状、課題を知る場を設けていき
ます。

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