1回生のゼミ形式の小集団授業に基礎演習というものがあります。
基礎演習は、大学ならではのグループ学習・研究を実現する素養をはぐくむための授業であり、高校生から大学生への移行をよりスムーズにするために開設されている科目です。普段の授業では、グループごとにテーマを決めて調査・研究したり、その内容を発表したりしています。
今回、メディア社会専攻の金山先生の基礎演習クラスは、学びの一環として講演会を企画、開催しました。「真夏のオリオン」(2009)、「ミッドナイトイーグル」(2007)などが代表作である映画プロデューサーの小滝祥平さんをお招きしての講演会「映画プロデュースの匠に聞く~私の伝えたいこと~」です。(開催日 11月26日)
講演会では、
◆いい映画にするためには、撮影するまでの間に脚本に多くの時間と労力を費やす。
◆本や新聞を中心とする活字を読み、親しみましょう(ネットや携帯はあまりお薦めしません)。
など、最前線でのご経験をふまえた説得力のあるメッセージを学生諸君に投げかけていただきました。参加していた学生諸君はメモを熱心にとり、「大切なことは聞き漏らさない」といった意気ごみが伝わってくる熱気のある講演会になりました。
今回のこの企画は、金山先生のクラスの1回生が中心になって各種準備や当日の進行のすべてを担当しました。この講演会を「よりよいものにしよう」とする熱意を感じることができました。
※講演会の様子はコチラからもご覧いただけます。