日韓比較メディア研究の成果報告~10月度アドバンストセミナーで英語プレゼン~

Posted on 2014.11.10

10月30日、昼休みに産業社会学会が主催するアドバンスト
セミナーが開催されました。
「Media Industries in Japan and Korea」と題した今回の
セミナーは、2014年度の企画研究「国際メディア比較研究:
韓国のメディアを学ぶ」の受講生が、2014年度前期中に行っ
た日本のメディア産業研究に加えて、9月に8泊9日の日程で
実施したソウルでの集中研修の成果とあわせた、日韓メディ
ア比較の集大成となる発表の機会となりました。

安本皇彌君(メディア社会3回生)をはじめとする、17名が
日韓両国のニューメディア、広告、放送、新聞について最新
の事情を、英語でプレゼンテーションしましたが、それぞれ
の分野にかかわる英語発表は興味深い内容で、しかもメディ
アの専門領域にかなり踏み込んだものになっていました。



英語によるコンテントベースの日韓メディアの理解がしっか
りと押さえた発表内容で、アドバンストセミナー参加は、意
欲的な学びを直接感じることができたようです。

他方、昼休みにおにぎり昼食をとりながら、限られた時間で
の発表であり、またリラックスした環境の中で、四つのグル
ープが、内容を圧縮して次々に発表したことから、あわただ
しい雰囲気となったこと、またそれぞれの発表グループ入れ
替わりの際、プレゼンテーション・ツールの準備不足がみら
れたため、これらを今後の改善課題とすることとしました。
全体としては、英語学習に意欲がある1回生から4回生まで幅
広く参加があり、充実したセミナーになったと思われます。

日韓比較メディアの学びは、2015年度も「企画研究」として
開講する予定です。教室内での学びとフィールドに出てメデ
ィア現場をみて、さらに日本と韓国のメディア社会環境の違
いを視野に入れながら、英語を共通言語として学ぶ機会を求
める学生には、おすすめの講座です。

文責:BEN


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