【産業社会学部】仲間ゼミが佛光大学(台湾・宜蘭県)のホームページに掲載されました!

Posted on 2014.12.22

卒業研究ゼミ(担当:仲間)の学生10名は、9月24日、25日の
二日間、学部の学生交流プログラムの一環として台北郊外に
ある佛光大学を訪問する貴重な機会を得ました。私たちの訪
問が佛光大学E新聞に掲載されましたので紹介します。
当日の訪問では、まずは当大学の楊朝祥学長、創意科技学院
翁玲玲院長から温かい歓迎を受け、その後、文資学部院の院
生や学生たちとそれぞれの研究のテーマや内容について意見
交換を行いました。

佛光大学の院生メンバーは7月上旬にすでに立命館大学を訪問
していましたので、今回が二回目の交流となり、親睦を深め
ることになりました。国立台湾劇曲学院で教員を務める院生
による歌と演技等が披露された後、両大学の交流にもっとも
力を注いでくださった潘?先生の「中国文人の伝統美意識」
についての日本語と中国語の講演も行われました。
文人と大衆の芸術やその鑑賞法の差異など、先生の深い洞察
力が伝わる内容で、中国芸術の本質の一端を学ぶことができ
たように思われます。
山々に囲まれ海への眺望が開かれた、素晴らしい自然環境の
キャンパス内での昼食会では、台湾と日本の文化や大学教育
について教員、学生が共に語り合いましたが、直接的なコミ
ュニケーションによる文化交流を果たすことができたように
思います。佛光大学では、芸術表現、台湾の部族文化、中国
哲学、考古学、ジェンダー論など中国文化や社会に根差した
研究を国際的な視野で進められていますので、このような研
究交流の発展が多いに期待されます。初めての訪問であった
にもかかわらず、ゼミの学生たちの積極的に質問しようとす
る姿勢はなによりの収穫でした。

今回の学生交流プログラムではさまざまな観点から台湾・中
国文化の「伝統」と「今日」を体験できましたが、この佛光
大学訪問ではわれわれのゼミに属する台湾からの留学生、林
宜瑧さん、林宜儒さんの貢献が大きく、今後も留学生の協力
も考慮した学部のさらなる国際化推進が求められるように思
います。

■掲載記事は、以下よりご覧ください。
http://website.fgu.edu.tw/announcement/fgu?id=542ca92ed1befa1c1a000010&clicked_field_name=title


文責:メディア社会専攻 仲間裕子 教授

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