6月26日(金)お昼休み、産業社会学会学生委員会主催
「さんしゃのタマゴ スペシャル企画~ゼミ選択のコツ
を知ろう!~」を以学館1階ピロティにて開催しました。
さんしゃのタマゴは、授業以外であまり接点がない学生
と先生方が交流を図るための企画です。
今回は、「ゼミ選択」という産社生にとっての一大イベ
ントの方式が大きく変わるということを受けて、急遽、
教員・産社事務室とも協力しての、2回生のゼミ選択のサ
ポートを中心としたパネルディスカッション形式で開催
しました。
予想を遥かに上回る学生に参加して頂き、立ち見をする
方も続出する盛況ぶりとなりました。参加者の多くは、
やはり2回生でしたが、中には1回生から参加している方
も見受けられ、高い意識を持った学生が大勢集まってく
れました。
本番は産業社会学部の永橋先生の司会進行のもと、学生
委員会の2回生がゼミ選択に関する不安を発表し、学生委
員会の3回生のパネラーが自らのゼミ選択の経験を生かし
て答えていく形式で進められました。「行きたいゼミが
複数あり、分野がまったく異なるのだがどう選べば良い
か」といった質問が出されました。また会場からも「何
を学びたいかがまったくわからないが、どうすれば良い
のか」といった質問が出ました。会場からの声も取り入
れながら話を進めることで、参加者と双方向で意見をや
り取りできる場となったと思います。
3回生のパネラーは、「本を読んでまず判断材料となる知
識を身に付けること」や「先生に自分からアプローチす
ること」、「ゼミ選択に悩むことは本当に価値あること。
十二分に悩むと良い。それが、自分を知り、自分の将来
をデザインすることにつながる」などの重要性を熱弁し
ていました。
学生同士のやり取りを踏まえて、パネラーとしてご参加
いただいた産業社会学部の教員である瓜生吉則先生・
漆原良先生・柴田悠先生・永橋爲介先生も「教員から見
たゼミ選択」というテーマでお話を頂きました。先生方
には「学生と一緒に思いっきり研究がしたい」「抽象的
な領域や分野で選ぶのではなく、自分が本当に何をした
いか、何だったら情熱が湧くのか、その問題意識を明確
にしてゼミ選択をしてほしい。そのためにも前期のこの
時間、そして後期の申請まで、いろいろな教員と話をし
たり学生同士で語り合ったりして、産社の魅力や多様性
をよく理解し、ゼミ選択につなげてほしい」という本音
の部分まで話して頂き、ゼミ選択を終えたはずの学生委
員会の3回生も思わず聞き入っていました。
最後に、来る7月17日(金)には「さんしゃのタマゴ
第二弾」を開催いたします。先生一人と学生複数名で
テーブルを囲む座談会形式での開催を考えていますので、
先生ともっと近い距離で話を聞いてみたいという方、
ぜひ、ご参加ください。
文責:産業社会学会学生委員会3回生 荻野一樹
さんしゃのタマゴ2015 スペシャル企画を実施しました!
Posted on 2015.07.07