SDSU&LA短期研修プログラム修了式

Posted on 2015.11.16

11月10日(火)に,2015年度スポーツ社会専門特殊講義
「アメリカ・サンディエゴ州立大学(SDSU)およびロサ
ンゼルス(LA)市内における短期研修プログラム」に参
加した学生22名に対して、有賀学部長よりSDSUプログラ
ム修了証明書が授与されました。

この短期研修プログラムは、日本とは異なる余暇・スポ
ーツ産業が発達している米国との比較を通して現代社会
を考えるとともに、米国の余暇・スポーツ産業の現場を
直接訪問・観察し、その文化的背景や社会的な仕組みな
どを学ぶことにより、国際社会の中で広くスポーツをマ
ネジメントする視野と学際的研究の基礎的な能力を身に
つけることを目的に開講されています。そのため、参加
した学生たちは、事前講義(2コマ×4回=全8コマ;6/15、
6/22、6/29、7/13)、現地プログラム(8/4~22までの2
週間)、事後講義(2コマ×3回=全6コマ;10/12、10/26、
11/9)のすべてを受講しています。
とりわけ、現地プログラムは、前半1週間がSDSUでの英語
による講義(スポーツ社会学)の受講、そして後半1週間
がLA市内でのフィールドトリップという構成になってい
ます。SDSUでは、Scott先生よりスポーツ文化、社会、
産業の理解に関わる基礎的な講義を受講するとともに、
SDSUと協力関係にあるMission Bay Aquatic Centerにお
いてマリンスポーツ(カヤック、スタンドアップパドル、
サーフィン)を体験しました。また、LA市内では、ライ
トハウス・キャリアエンカレッジ株式会社のサポートを
受けながら、世界に飛躍するUFCスポーツジムのマネジ
メント、ドジャース・スタジアムの見学および試合観戦、
スポーツメディア論の講義、ハリウッド・クリエーター
セミナーへの参加、世界に名を馳せるUCLAの訪問、MLS
に所属するLA Galaxyでの青少年スポーツ教育の体験、
MLBアーバンユースクラブの訪問(貧困・格差とスポー
ツ)、El Camino Collegeにおける障がい者支援現場の
視察、女性スポーツに関する講義などが行われ、学生
たちは「スポーツビジネスの現場を知る」「スポーツと
メディアの関係を知る」「スポーツと社会の関わりを知
る」といった観点から多様な学びを行いました。こうし
た多様な学びを行った学生たちの晴れやかな笑顔と自信
にあふれる姿に心よりお祝い申し上げます。本日はおめ
でとうございます。



文責/授業担当者:スポーツ社会専攻 中西純司教授




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