「納豆もち」発売!! ―「りつまめ納豆」に次ぐ第2弾、by京北プロジェクト

Posted on 2016.02.15

立命館大学産業社会学部<京北プロジェクト>では、農業
生産法人「山国さきがけセンター」(右京区京北)とのコ
ラボにより、『京北・杣人(そまびと)の里 納豆もち』
の創作に取り組んできましたが、本年1月15日、満を持し
て発売致しました。「納豆もち」は京北地域に古くから伝
わる伝統食で、正月三が日に食される“ハレ”の食べ物で
あるとともに、ずっと昔から「でだい」(京北では山に入
り泊まり込み仕事をすることをこう呼んできました)の際
の冬期携帯食として重宝されてきたとのことです。今回創
作した「納豆もち」は、納豆に砂糖を添えて学生オリジナ
ルの味を作り、お餅で包んでいます。皆さんがいつも食べ
ていらっしゃる納豆とは少し風味が異なるのが特長です。



1月16日には、発売を記念し、以学館前にて“振る舞い餅”
を行いました。翌1月17日には、道の駅「ウッディー京北」
にて発売記念イベントを催し、京北内外の方にPRする機会
を得ました。用意した100個は2時間ほどで完売し、予想外
の大盛況に、喜びつつ驚きました。また、ご購入頂いた方
々からは、納豆に砂糖という組み合わせに驚かれながらも、
「美味しかった」と、大変嬉しい感想もいただきました。

<1月17日発売イベントにて>

「納豆もち」を作る取り組みは、地域の伝統食を本格的に
商品化することを通じて、製造元の「山国さきがけセンタ
ー」が取り組まれている第6次産業の一翼を担うことを目
標に、また中山間地域を舞台とする地域プロデュースを総
合的・実践的に学ぶことを目指して、およそ2年前から進
めてきています。
今回の商品開発に際しては、パッケージデザインや味付け
を学生が担いました。今後、開講期に毎週以学館前で催し
ている「京北マルシェ@衣笠」や「ウッディー京北」での
販売を起点に、一般市場での恒常的な販売に向けて販路開
拓にも取り組んでいきたいと考えています。今後の活動を
温かく見守っていただければ大変嬉しく思います。どうぞ
宜しくお願いします。

お問い合わせは、山国さきがけセンターまで。
(山国さきがけセンターHP 京北プロジェクト紹介


文責:子ども社会専攻 景井充教授

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