産業社会学会では2018年度アドバンストセミナーを7月
5日(木)・9日(月)の2回に亘って以学館1階の産業社
会学部事務室前フロアにて開催しました。
「アドバンストセミナー」とは産業社会学会主催で院生
・オーバードクター(OD)・教員の研究報告に関する発
表を目的としています。 2018年度春学期は、大学院生1
人、教員1人の発表が行われました。
7月5日(木)は、『ビジネス誌で語られる「望ましい振
舞」 ―対人関係の技法を社会学する―』と題して社会
学研究科の谷原吏さんが発表を行いました。ビジネス誌
「プレジデント」を題材とし、対人関係の技法を社会学
的に分析することの面白さを伝えるとともに、分析の結
果から、「ほんものらしさ」が振舞の規範として求めら
れているのではないかと報告しました。
7月9日(月)は、『モダニティを体験してみる』と題し
高橋顕也准教授が発表を行いました。高橋准教授は2018
年度に産業社会学部へ着任されたばかりであり、新任教
員の研究報告も兼ねての開催となりました。ワークショ
ップを交え、参加者の実体験を元に社会学とは何かを問
う発表となりました。
昼休み時間帯での開催となるため、参加者にはおにぎ
りとお茶が配布されました。梅雨の時期ということもあ
り、暑い中ではありましたが、学部学生のほか、大学院
生や教員の参加もありました。アドバンストセミナーは
教員や大学院生の研究内容に気軽に触れることができる
機会として、今後も継続して開催したいと思います。
文責:産業社会学会 事務局
産業社会学会:アドバンストセミナー開催報告
Posted on 2018.07.19