子ども社会専攻では
小学校の教員免許が取れるカリキュラムが設置されており
数学や理科、音楽などの各教科の指導法や
その内容について考察する授業が充実しています。
その中の
山下芳樹先生の「初等理科」の授業を紹介します。
2008年に新設された校舎「育友館」で授業が行われています
この日は
電池や豆球、実験道具を使って、
「並列と直列との違いを実感する実験」が行われており、
学生はみんな真剣な眼差しで理科の実験に取り組んでいました
この「初等理科」の授業は
『教科指導に長けた理科の先生』の育成を目指すことを目標としています。
『実験に関して、安全性に配慮した適切な指導ができるか?』
小学校理科の学習内容を理解し、基礎知識をつけた上で
学生が自ら実験をして手法を学ぶ中で
『どう指導するべきか??』を見出していきます。
さらに教材にも目を向け
「教材」がどのように作用しているか、
教材の持つ課題は?を考えそしてその解決にも迫っていきます。
授業中、積極的に手を挙げて発言する学生の姿もみられ
授業を受けているだけでなく
教える側、指導する側の立場を考えながら学んでいる
印象をうけました。