7月6日の5,6時限目に「読売マスコミ講座」の
公開特別授業が行われました。
「読売マスコミ講座」は讀賣テレビ放送と読売新聞
大阪本社の協力により、産業社会学部で開講されて
いる社会連携科目であり、今年で開設11年目を
迎えます。
この度の公開特別授業は、激変するメディア環境の
中で、テレビ、新聞などの番組、記事が今、
どのような課題を抱え、どのように変化しようと
しているのか、ジャーナリズムの枠組みはどのように
変化していくのか、新たなメディアとの競合、
協調の可能性はどう考えることができるのか、
コンテンツを巡る経営環境の課題は何か、などの
テーマについて、日本を代表する新聞社、テレビ局で
ある、読売新聞大阪本社、讀賣テレビ放送の現役幹部、
プロフェッショナルが率直に意見を語るシンポジウム
として企画されました。
パネリストとして、讀賣テレビ放送から、
コンプライアンス推進室次長・新谷弘氏と
総務部・松山浩士氏、読売新聞大阪本社から、
論説委員・本多宏氏と社会部長・田口晃也氏がそれぞれ
登壇され、デジタル時代を迎えた現代における新聞、
テレビの役割やソーシャルメディアとの関係、そして
3月11日の「東日本大震災」において新聞、テレビは
どのような役割をメディアとして果たしたのかについて、
熱い議論が交わされました。
(讀賣マスコミ講座担当の 粟谷 准教授)