希望の就職をつかんだ先輩たちの、
4年間のキャンパスライフ

「産業社会学部は就職に強い」「自由に学べる」聞いただけではピンとこないかもしれません。
ここに、希望通りの就職先をつかんだ5人の先輩がいます。
なぜ各専攻を選び、どんな学生生活を過ごして、どんな学びから、どう成長して
就職活動ではどんな手応えを感じたのか。それぞれの4年間のストーリーを聞いてみましょう。

MEMBER

参加した産業社会学部4回生の皆さん

  • 司会

    産業社会学部副学部長
    メディア社会専攻
    根津 朝彦 教授

  • 現代社会専攻

    藤本 英鈴 さん

    滋賀県出身。LGBTQ当事者が身近にいたことから、ジェンダーを学ぼうと現代社会専攻へ。ダブルメジャーで人間福祉専攻を履修。ゼミでは家族や恋愛など身近なテーマからジェンダーについて考察し、卒論のテーマは「女性の働き方改革」。卒業後は株式会社大丸松坂屋百貨店に入社予定。体育会アメリカンフットボール部で分析スタッフとしても活躍。趣味は音楽鑑賞。

  • メディア社会専攻

    市川 南帆 さん

    石川県出身。高校の新聞部活動でメディアに興味を持ち、メディア社会専攻へ。ダブルメジャーで現代社会専攻を履修。ウェブメディアのインカレサークルでの活動、国会議員事務所でのインターン、新聞社での校閲のアルバイトなど、「メディアで働く」ことを目標とした学生生活を送り、記者として一般社団法人共同通信社に入社予定。趣味は散歩。
    在学生の声

  • スポーツ社会専攻

    下園 小砂 さん

    兵庫県出身。高校生の頃からスポーツ関係の仕事を目指し、スポーツ社会専攻へ。自身も経験した女子サッカーを取り巻く環境への問題意識から、ゼミで「女子サッカーの発展」について研究。卒業後はスポーツメーカーのデサントジャパン株式会社に入社予定。通学時間が長いので、一人暮らしの友達の家に泊まることも多い。趣味はJリーグ観戦。ヴィッセル神戸を応援している。

  • 子ども社会専攻

    安宅 幸輝 さん

    京都府出身。小学校教諭を目指して子ども社会専攻へ。教職課程を履修しつつ幅広く学ぶうちに、より多くの選択肢から進路を考えた結果、公務員へと志望を変更し、京都市役所に入職予定。ゼミではVR(バーチャル・リアリティ)を利用した教育を小学校で実践しながらの研究を行う。趣味はサッカーやプロ野球観戦。

  • 人間福祉専攻

    中原 優真 さん

    大阪府出身。高校に産業社会学部出身の先生がいたことが最初のきっかけになり、人間福祉専攻へ。ゼミでは、医療へのアクセスが困難な地域で期待される移動型の医療サービスについて研究。中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本)に入社予定。趣味は車や鉄道を使っての国内一人旅。瀬戸内海の風景が特に好き。

- 01専攻紹介とゼミでの学び

希望通りの就職先で社会人になります

根津教授

産業社会学部入試担当の根津 朝彦です。メディア社会専攻でジャーナリズム史の研究をしています。
今日は、就職活動も終えた各専攻4回生のみなさんに大学生活を振り返ってもらい、産業社会学部の魅力を話してもらいたいと思います。よろしくお願いします。まず、自己紹介として、自分の所属する専攻の紹介とゼミでの取り組み、それから、卒業後の就職先を話してください。

安宅さん

安宅 幸輝です。所属する子ども社会専攻は、子どもや教育について、学校・社会・発達などさまざまな視点から考える専攻で、卒業後、私の学年では約半数が学校の教員になります。
私は野原 博人先生のゼミでVR(バーチャル・リアリティ)を使った教育を実践し、ICTが後の教育にどのように活用されていくのかを研究しています。
卒業後は京都市役所に就職します。

市川さん

市川 南帆です。メディア社会専攻は、例えばニュースもそうですが、メディアの送り手、受け手、両方の視点から情報のとらえ方を考える専攻だと思います。
所属する根津 朝彦先生のゼミは、ジャーナリズムが軸にあれば研究テーマは自由。私は、美容整形が普及する社会的背景について卒業論文を書いています。
卒業後は記者として共同通信社に就職します。

中原さん

中原 優真です。人間福祉専攻は、福祉に関して幅広く学べる専攻で、テクノロジーによって福祉の課題を考えることも大きな柱の一つです。
私は長谷川 千春先生のゼミで「医療MaaS」というモビリティやオンライン診療を活用した新しい医療サービスの研究をしています。地域ごとの実情に応じたサービスのあり方を考えています。
卒業後は、高速道路を管理するNEXCO中日本に就職します。

下園さん

スポーツ社会専攻の下園 小砂です。今やスポーツはビジネスや文化と深く結びついているので、社会の中でスポーツをとらえ、学ぶ専攻です。権 学俊先生のゼミに所属し、卒論のテーマは「女子サッカーの発展」。私自身も子どものころにサッカーをやっていて、女子サッカーを取り巻く環境への問題意識から、このテーマを選びました。
卒業後はスポーツメーカーのデサントジャパンに就職します。

藤本さん

現代社会専攻の藤本 英鈴です。現代社会に関して幅広く学べる専攻ですが、私の所属する斎藤 真緒先生のゼミでは、家族や恋愛などの身近な問題について、さまざまな切り口から学びを深めています。在宅介護をジェンダーの視点から考え、介護虐待防止のパンフレットを作成したり、マッチングアプリが主流になっている今の大学生の恋愛スタイルを調査したりしています。卒論のテーマは「女性の労働環境」。女性が出産後も仕事が続けられる社会を作るにはどうすればよいかを考察しています。
卒業後は大丸松坂屋百貨店に就職します。

- 02産業社会学部を選んだのは?

やりたいことができる学部だと思ったから

根津教授

みなさんが産業社会学部を志望した理由を聞かせてもらえますか?

安宅さん

教員になりたくて子ども社会専攻を志望しました。一番身近でかっこいい存在だったし、自分もそうなりたいと思ったんですね。
教育学部ではなく産業社会学部を選んだのは、教員になるための学びだけではなく、社会問題などとも絡めながら子どもや教育を考えたいと思ったからです。

市川さん

高校時代は新聞部で活動していました。自分の知らないことに関して知識のある方に話を聞くのが楽しいと感じたのが、メディアの仕事に興味を持ち始めたきっかけです。メディアを勉強できる学部を探した時、いい学びの環境があり、出身地の石川から近いことを考えたら、産業社会学部のメディア社会専攻一択だったので、強く志望して受験しました。

中原さん

高校の時、大学時代の思い出を本当に楽しそうに話す先生が、立命館の産業社会学部出身だったのが最初のきっかけです。人間福祉専攻を選んだのは、5つの専攻の中で一番知らないことが多い分野だったから。4年間学ぶのなら、これまであまり知らなかった福祉について学んでみようと思いました。

下園さん

高校2年生のころから、スポーツに関わる仕事を目標にしていました。スポーツを学べる大学を探して、いくつかの大学でオープンキャンパスに参加。そのひとつとして立命館に来た時、教科書で見たことのある金閣寺がすぐ隣にあって、「京都の大学ってめっちゃいいな!」と思ったのと、登壇された女子学生の方がとても素敵な方で、それまで抱いていた体育会系のイメージを良い意味で裏切られたことが、志望するきっかけになりました。

藤本さん

私は立命館守山高校からの内部進学です。LGBTQの当事者が身近にいて、私自身は違和感なく仲良くしていたのですが、本人の生きづらさも垣間見えました。当事者ではない私に何ができるか考えて、ジェンダーについて学ぼうと思いましたが、どの学部に行けばいいのかはわからなくて。
その後、説明に来てくださる大学の各学部の先生方のお話を聞いたり、オープンキャンパスで雰囲気を感じたりする中で、産業社会学部の現代社会専攻なら、私のやりたいことができるのではないかと思い、志望しました。

- 03産業社会学部のいいところ

学びの幅広さ、自由度の高さが、視野を広げてくれる

根津教授

この専攻を選んで良かったと思うことはなんですか?いい意味で想像と違ったことはありましたか?

安宅さん

私は教員志望で入学しましたが、他専攻の授業も受ける中で、教員の仕事の魅力と同時に、学校教育だけが子どもと関わる仕事ではないということも知りました。高校生の時には知らなかった仕事、自分の能力が発揮できそうな仕事がこんなにたくさんあるということを、学びを通して知ることができたんです。迷った末、公務員になる道を選びました。
さまざまな側面から子どもや教育をとらえる学びが、進路選択にもつながりました。学びの幅広さ、自由度の高さが、産業社会学部を選んで一番良かったと感じる点です。

市川さん

初めてキャンパスに来た時、図書館がめっちゃきれいって思ったのと、学食が美味しいことが印象的でした。私は石川県出身ですが、関西以外から来ている学生がたくさんいて、しかもコミュニケーション能力が高い人が多くて、いい環境だなと思いました。
少人数授業でのグループワークを通して友達とのコミュニティができ、お互い助け合う雰囲気があるのもいいところです。
想像と違ったのは面倒見の良さです。いろいろな情報が「manaba+R」というシステムで送られてきて、見守ってもらえてるという安心感がありました。

根津教授

人数の多い学部ですが、大講義ばかりじゃなくて、1回生の基礎演習、2回生のプロジェクトスタディや3、4回生のゼミナール、卒業研究は少人数でやってて、実はかなり面倒見はいいんですよね。

中原さん

産業社会学部は、法学部や経済学部のように学問の体系通りに積み上げていく学びと違って、社会に関連することを幅広く学べるので、自分が知りたいこと、学びたいことが自由に学べるのが魅力かなと思います。

根津教授

高校生の時の興味や関心で学部を選んだけど、学ぶと想像とは違うなという例、実はたくさんあるんですよ。産業社会学部は社会学が基本なので、現代社会のことならなんでも学べるし、ダブルメジャーで別の専攻のゼミに入ることもできるので、自由に学べるところが面白いんですよね。

中原さん

あと、産業社会学部出身の高校の先生が「産業社会学部はパラダイスだ」みたいなことを言っていたのですが、実際にはそんなことなくて、時代は変わったんだと思いました。

下園さん

私は逆に、社会学にはあまり興味はなかったんです。スポーツを勉強したくて入学したのに、1、2回生では社会学を幅広く学びます。でもそこで、私が今まで知ろうともしなかった、さまざまな社会問題について学ぶことができたのが良かったです。例えば児童養護施設のことなど、子どもを取り巻く問題について、スポーツ健康科学部や体育学部では学ぶ機会がなかったでしょう。それを知った上でスポーツについて学べたのは、視野の広がりという意味でも非常に大切なことだったと思います。

藤本さん

私も同じです。幅広く学べるので、面白そうと思った科目をとったり、あまり期待していなかったけど意外と面白い科目があったり、いろんな発見があるのがこの学部の良さだと思います。

CAMPUS LIFE

「一人暮らしって、どんな感じ?」

根津先生

立命館は、関西の私学の中で、関西圏外から来る学生が一番多い大学です。下宿している人も多いですよね。地元を離れて一人暮らしを選ぶ人は自立心が強く、満足のいく進路を射止めているように感じます。
市川さんも初志貫徹で通信社の記者になるんですよね。入学当初、一人暮らしへの不安はありましたか?

市川さん

一人暮らしへの不安」は、学生自身というよりも親御さんの気持ちじゃないかな?と思います。
私が京都で家を選ぶ時も、大家さんが近くにいる、夜11時以降は誰も入れないように管理されているなど、様々な条件付きの物件を母と回りました。衣笠キャンパスの周辺には、このように厳重な管理ができる下宿先もたくさんありますし、食事の提供もあるような下宿先もあるので、心配はいりませんとお伝えしたいです。

下園さん

私も本当は一人暮らしがしたかったのですが、2時間かけて通学しています。
仲がいいメンバー3人の私以外は下宿生なので、しょっちゅう遊びに行くし、泊まらせてもらうこともたびたび。今日もこれから行く予定です。寝食を共にしているうち、家族みたいに仲良くなれました。
一人暮らしの人が多い環境にいると、友達との仲が深まりやすいかもしれませんね。

藤本さん

わかります!私の周りにも下宿生の人はすごく多いです。一人暮らしだけど、一人暮らしじじゃないみたいな、いざという時に頼れる友達がたくさんいる状態なので、心配する必要ないと思います。

友人宅での人生ゲーム(下園)

ベトナム旅行(市川)

サッカー教室のアルバイト(安宅)

ヴィッセル神戸観戦(下園)

ベトナム料理(市川)

旅行先のラコリーナ近江八幡(中原)

静岡県旅行(安宅)

阪神クライマックスシリーズ優勝(市川)

- 04アクティブ・ラーニング/ダブルメジャーって?

専攻とは違う視点を学べるのがダブルメジャーの良さ

根津教授

産業社会学部の学びの大きな特徴に、フィールドワークやボランティアなど、実社会に触れて学ぶ「アクティブ・ラーニング」と、所属専攻以外からサブメジャー専攻を一つ選び、他専攻の科目を履修することによって社会問題へのより深く多面的なアプローチを可能にする「ダブルメジャー制度」があります。
みなさんはどんな経験をしましたか?

安宅さん

今、VRを使った授業を実践しているのですが、野原先生の人脈で企業と提携して機器を提供いただいたり、その企業の地元での授業を経験したりしました。また、子ども社会専攻では、学生ボランティアとして、大学近隣の京都市立小学校で授業や行事の補助をすることになっています。自分の地元と京都市の学校の違いなどを知る良いきっかけになりました。

市川さん

ゼミの夏合宿で東京に行き、朝日新聞、共同通信、毎日新聞、東京新聞、NHK放送博物館などを回って、実際に働いてる方のお話を聞いたり質問したりする機会があったのがすごく良かったです。
私は現代社会専攻をダブルメジャーにして、藤本さんのゼミの先生、斎藤先生の「家族社会学」の授業を履修しました。メディアは大きな視点からものを見ますが、家族という小さな社会の中からの視点も学ぶことができたのはとても有意義でした。

中原さん

私の経験したアクティブ・ラーニングは、青山学院大学で行われた大学合同のゼミ大会で、自分の研究テーマを多くの方に向けて話したことです。15分という短い時間で他大学の方にも分かりやすく伝えるのは難しかったのですが、良い経験でした。

下園さん

一橋大学の社会学部でスポーツを扱うゼミと合同発表会を行いました。社会学部のゼミなので、スポーツもエンタメの一つとして扱われ、自分のゼミでは聞けないような、音楽や芸術など別のジャンルを研究している人たちのお話を聞ける機会があったのはすごく良かったなと思います。

藤本さん

斎藤先生の人脈のおかげで、高校生に向けて恋愛に関する調査をプレゼンテーションする機会がありました。
大学で学びを深めていくうちに、福祉関係の授業を聞いてみたいなと思うようになって、ダブルメジャーで人間福祉専攻を選択。「リハビリテーション論」「バリアフリー論」の授業を受けました。中原さんが話していた「MaaS」のことなど、それまで知らなかったことも知ることができ、とても面白かったですよ。
興味がないと思っていても、実際に知ると面白いということは世の中に多くあると思います。ダブルメジャー制度は良いきっかけづくりになると思います。

- 05就職に強い!産業社会学部

各業界に頼れる卒業生がいる、圧倒的な人脈

根津教授

産業社会学部のアピールポイントの一つが「就職に強い」ことです。そして産業社会学部が大切にしている社会問題を解決するという方向性と進路がリンクしていることです。みなさんの就職先を見ても、そのことがわかると思います。
それはなぜか。教員目線では、幅広く社会に興味・関心を持つ人が多いこと、大学の外に飛び出し、様々な立場の人に出会って学ぶ機会が多く、自主性や行動力が身につくこと、卒業論文が必修で学力が保証されていること…つまり、好奇心と行動力があり、問題意識をもってしっかり勉強しているという点が企業や社会で評価されるのだと思います。
みなさん自身も、産業社会学部の学びが就職活動に活きたと感じたのではないでしょうか?

安宅さん

子ども社会専攻では、学生ボランティアや教育実習という学外での活動があります。学内でも、学生同士で模擬授業をする機会があり、「伝える力」を鍛える場面が多かったことは、就活にも活きたかなと思います。

市川さん

圧倒的な人脈がある学部だと思いました。新聞記者の卒業生に20人くらいお会いしましたし、キャリアセンターで「この業界の卒業生はいますか?」と聞くと、頼れる人が何人も見つかり、仲介もしてもらえます。あたたかいコミュニティのある学部で培われた「頼る力」が活きたと思います。

中原さん

「バリアフリー論」の授業や、他専攻の地域発展に関する授業は、高速道路の管理を通して地域発展を目指す就職先企業の目的と合致する部分があったので、学びがそのまま就職活動に活きたと思っています。

下園さん

スポーツと社会の関係は日々進化しているので、スポーツ関連の業界に就職したいなら、常に最新の情報をおさえておく必要があります。3年半の間「社会とスポーツ」について学び、自分なりのテーマでレポートも書いてきた経験は、そのまま就職活動にも活かせると思います。
また、1、2回生の時に、大手スポーツメーカーに内定した先輩方からすごくいいお話を聞く機会があったのもモチベーションにつながりました。

藤本さん

学生の就職に対して、大学全体で力を入れてくれていることを感じました。何をしたらいいのかな?という時に適切な情報をもらい、エントリーシートの添削もくり返しお願いしましたし、オンラインでの模擬面接をしてもらえたことも就活に役立ちました。

根津教授

面接では「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」を聞かれますよね。どんなことを話しましたか?

安宅さん

教員免許状を取得するための勉強と、ファストフード店でのアルバイトについて話しました。

市川さん

私は、ウェブメディアのインカレサークルに入っていたこと、衆議院議員の事務所でインターンやお手伝いをしていることと、スポーツ新聞の校閲のアルバイト、この3本をガクチカにしていました。

中原さん

塾講師のアルバイトで生徒の偏差値を上げ、合格させたことです。

下園さん

私も飲食のアルバイトをずっと続けているので、そのことを話しました。

藤本さん

私は体育会アメフト部で分析スタッフとして活動していました。戦術の分析をして、いかにわかりやすく選手にデータを示せるかが大事な仕事です。チームの勝ちに直接つながるのが魅力で、週に6日はびわこ・くさつキャンパスで部活動。ガクチカはそれ1本でした。
私が百貨店でやりたいと思っているのが、市場調査からどんな商品が売れているのかを分析し、商品企画を行うマーチャンダイザーという仕事です。分析すること、エクセルやパワーポイントを使って資料を作ること、いずれも部活動での経験が直接仕事に活かせると考えたので、その点を大きくアピールしました。

- 06受験生へのメッセージ

自由に学べて就職に強い、コスパのいい学部です!

根津教授

みなさんは春から社会人です。仕事をする上での目標はありますか?

安宅さん

市民や同僚の職員から信頼される存在になりたいという目標を持っています。入職して2、3年はあちこちの区に異動を繰り返すそうなので、自分の関心事や、自分にできることは何かを見つけながら、多くの人から信頼を得られるようにしたいと思います。

市川さん

読者の想像力が広がるような報道をしたいです。読んだ人が、この問題にはこういう面もあるな、こういう考え方もあるな、と、想像力を広げられるような記事が書けたらいいなと思います。

中原さん

高速道路を安全に利用していただくことが何よりも大事だと思うので、そこを忘れないようにしながら、業務を通して、日本の経済の発展や地域社会の発展に貢献できるような人になりたいと考えています。

下園さん

スポーツは私に成長するきっかけを与えてくれました。次は私が、商品やイベントなどを通して、一人でも多くの人にスポーツを楽しめるきっかけを提供したいと思っています。

藤本さん

今、特に若い人の間で「百貨店離れ」が言われていますが、サービスや催事など百貨店にしかない魅力があると私は考えています。若い人にも百貨店を身近に感じてもらい、店舗に足を運んでもらえるような企画を考えていきたいと思います。

根津教授

最後に、これから受験を考えている高校生へアドバイスをお願いします。

安宅さん

今は大学で何がしたいかが決められていなくても、入学後にいろんなことを学んで、「こう思ってたけど実はこっちの方が楽しい」「こっちの方が合ってる」なんてことが見つけやすいのが産業社会学部の魅力だと思います。だから、今は決められなくても大丈夫だよと伝えたいです。

市川さん

1、2回生ではグループワークのある授業が必修科目になっているので、互いに助け合う中で男女平等に友達ができて、仲良くなりやすい環境です。そこからコミュニティが広がっていくので、友達ができるか心配という人も安心してほしいですね。

中原さん

立命館なら全国いろんな所から来る人と仲良くなれるし、京都は学生の街なので他大学の方とも仲良くなれる機会があります。受験勉強は大変だと思いますが、頑張ってください。

下園さん

産業社会学部は人数が多いからたくさんの出会いもありますし、好奇心さえあればどの専攻を選んでも充実した4年間が送れます。迷うことなく受験勉強を頑張ってほしいと思います。

藤本さん

先生も学生もいろんな人がいて多くの価値観に触れられるのと、いい意味で学びの幅が広く、新しい発見や「そんな視点があるのか」という学びもあり、かつ就職実績がとてもいいので、コスパのいい学部。おすすめです!

根津教授

みなさん、今日はどうもありがとうございました。

CAMPUS LIFE

「京都での大学生活って?」

根津先生

衣笠キャンパスは、金閣寺、龍安寺、仁和寺という3つの世界遺産に囲まれた、京都の中でも恵まれた立地にある大学です。
みなさんは衣笠キャンパスで好きな場所、京都の中で好きな場所はありますか?

安宅さん

1回生の時、授業時間に先生が金閣寺へ連れて行ってくださったことが印象に残っています。小学生の時に行ったことがあったのですが、久しぶりに行くと「やっぱすごい」と思いました。

市川さん

鴨川と高野川が合流する場所、通称「鴨川デルタ」が好きです。川の水音も好きだし、ギターを弾いたり、花火をしたり、いろんなことをしている人がいるのもいいんですよね。卒論の資料を集めに京都大学の図書館や資料館に行った帰り、散歩がてら寄るなどしています。
キャンパス内では、図書館の個人研究ブースをよく予約して利用しています。勉強もしますが、何をしてもいい場所なので、一人でのんびりできます。

下園さん

嵐山がめっちゃ好きです。大学の近くから「嵐電」っていうレトロな路面電車で行くんですよ。友達と一緒に、川のほとりで自然を眺めているだけでも癒されるし、食べ歩きも楽しいです。
キャンパス内では図書館、あと友達と学食で過ごすのも好きです。私は神戸から通っているのですが、授業がない日に卒論を書く時は、家から近い大阪いばらきキャンパスの図書館を利用しています。

中原さん

京都で好きな場所は、鴨川の河川敷です。京阪電車の三条駅あたりから、市川さんも言っていた出町柳のデルタあたりまで。歩いていると気持ちいいですね。
キャンパス内では芝生のテラス。椅子があるので、空きコマに友達や後輩としゃべって過ごしています。

藤本さん

私はJRで通学し、びわこ・くさつキャンパスで部活動もしているので、京都駅をよく利用します。買い物や食事も京都駅近辺が多いですね。

友人宅での人生ゲーム(下園)

ベトナム旅行(市川)

サッカー教室のアルバイト(安宅)

ヴィッセル神戸観戦(下園)

ベトナム料理(市川)

旅行先のラコリーナ近江八幡(中原)

静岡県旅行(安宅)

阪神クライマックスシリーズ優勝(市川)