JASRAC寄附講座

コンテンツ産業論

〜クリエイティブな現場からコンテンツのプロデュースを考える〜

担当:功刀良吉(立命館大学産業社会学部客員教授)



JASRACよりご挨拶

講義のねらい

著作権に関する法的知識の取得や啓蒙に加え、「コンテンツビジネス」の現在の姿や今後のあり方に触れ、コンテンツビジネスがどのように創造され、そのコンテンツがどう有効活用されているのかを知り、コンテンツビジネスの今後の活性化について学ぶ。
 海外取引を始め契約における法務知識とビジネス感覚を備えた「プロデュース機能」を担う有能な人材を育成する。


講義テーマ

わが国の音楽文化は着実な広がりを見せている。レコード産業の長期低迷というハンディを抱えながら、コンテンツをパッケージとしてだけでなく、新しいメディアの登場に合わせて種々使い回しが研究され具体化されている。本講座においては、日ごろこころの琴線に触れる音楽を創造しプロモートするために情熱を注ぐ現場のかたがたの貴重な話しを聴講しつつ、クリエイティブの本質を学ぶ。産業社会学部での開講という趣旨に則り、音楽著作権だけにこだわらず、音楽文化全般についての知識を得たい。


受講者に望むこと

 講義内容についても、提示される資料に対しても、講師の考えに対しても、つねに「ホントにその通りなのか」と尋ねるつもりで講義を聴いてほしい。

Up-to-date いま話題になっていることを取り上げる
Criticism 情報を鵜呑みにしないで疑ってかかる Based on Statistics 情緒的でなく数字の裏付けをとる
功刀良吉 写真
4/10
「開講オリエンテーション」
須藤晃 写真4/17
「プロデューサーとは何か?−音楽製作における役割の変容について−」

カリント・ファクトリー代表 須藤晃 氏
丸山茂雄 写真4/24
「メディアの変化とコンテンツ」

247ミュージック代表取締役 丸山茂雄 氏
田中義雄 写真5/1
「2004 音楽産業(レコード ビジネス)の現状と課題−流通の現場から−」

JEUGIA代表取締役会長 田中義雄 氏
白川隆三 写真5/8
「日本アニメーションの成功要因とその将来性」

アニプレックス取締役会長 白川隆三 氏
北田暢也写真5/15
「コンテンツの流通促進と著作権管理事業」

(社)日本音楽著作権協会 企画部部長 北田暢也 氏
5/22
中間レポート
酒井政利写真6/5
「プロデュース感覚」

酒井プロデュースオフィス代表 酒井政利 氏
授業風景6/12
「ハイテク犯罪の現状について」

京都府警察本部生活安全部生活安全企画課ハイテク犯罪対策室
白石喜一 氏・木村公也 氏
橋爪健康写真6/26
「音楽業界の未来構造」

R&Cジャパン代表取締役社長 橋爪健康 氏
反畑誠一写真7/3
「東南アジア音楽産業の特性とJ-POP人気の現況」

反畑誠一事務所 反畑誠一 氏
金子洋明写真7/10
「人の心が人を動かす」

金子洋明事務所代表取締役 金子洋明 氏
7/17
総括・最終レポート

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