活動報告
Activity report

2011年度

河野 初音さん
自分の小さな世界から抜け出すきっかけになりました。

河野 初音 / 経済学部 3回生

平凡な大学生活を変えてみたい。そんな軽い気持ちで受講した産学協同アントレプレナー教育プログラムでした。実際、授業を受け始めてみると、そこには通常授業にはない面白さと刺激で溢れていました。ビジネスプラン作成方法を実際に起業した先生から教えてもらい、理系文系の垣根なくそのプランを受講者同士で考える。今まで学んだ経営の知識やフレームワークを実際に上手く生かすことの難しさも実感でき、一人では考えにくいビジネスの視点を他の受講生と一緒に考えることによって、新たな価値観が生まれました。
「変わりたい」と思ったら、そこから行動するかしないかは自分自身の問題です。アントレの授業はそのアクションを起こすためのきっかけと、様々な手助けを与えてくれるだけなのです。私はこの授業で自分の小さな世界から抜け出すきっかけになりました。後輩の皆さんにとっても「より充実した大学生活を過ごせる」きっかけになることを願っています。

澤邊 太志さん
人脈を広げることができる良い環境が提供されるということです。

澤邊 太志 / 理工学部 3回生

あなたの大学生活はとても面白いものですか?もっと他学部の方々と交流を持ったり、理工学部で学ぶ専門的なこと意外に、経済・経営学部で学ぶようなことも学んでみたいと思いませんか?
この産学協同アントレプレナー教育プログラムの魅力は、他学部の人との交流や多くのゲスト社長の方と直接会話し、人脈を広げることができる良い環境が提供されるということです。確かに、このアントレ教育を受講することで、理工学部には「専門や基礎専門」があるので、大学生活がさらに忙しいものになることは事実です。文理融合されたBKCの環境ならではの貴重な体験や知識をこの教育を通して学ぶことができるということも事実です。想像してみてください。もし、理数系の専門知識を持ち、経営学、経済学の知識をも持ち合わせている人がいたら最強だと思いませんか。そんな人になりたいと感じたあなたは、是非このプログラムを受講してみて、証明してみてはいかがでしょうか?!

東野 光さん
私自身のモチベーションが向上し、
何事にも積極的に取り組む姿勢が身につきました。

東野 光 / 経済学部 3回生

私は経済学部の勉強以外に将来に役立つことを学びたいと思い、産学協同アントレプレナー教育プログラムを受講しました。このプログラムでは学部を超えて学ぶことが出来るので、他学部の学生からも知識が身につきます。また学部によって異なる考え方があるので、新たな視点から物事を考えることが出来ます。そして授業では先生方やベンチャー企業のゲストスピーカー社長のお話等、貴重な経験談を伺うことが出来ます。普段では聞くことが出来ない貴重なお話も多くあり、アントレプレナー教育の講義ならではのものだと思います。
そして私はこの講義を通して沢山の良き仲間と出会うことが出来ました。アントレ受講生は活発に団体活動をしたり、自身のビジョンをしっかりと持っていたりと意識の高い学生が沢山います。そのような学生と切磋琢磨することで、私自身のモチベーションが向上し、何事にも積極的に取り組む姿勢が身につきました。「起業を考えている方」以外にも「新たな経験を積みたい方」、「何かに挑戦したい方」にもオススメです!

谷端 奈央子さん
大きなパズルを完成させるかは、
全て個人の行動力にかかっています。

谷端 奈央子 / 情報理工学部 3回生

私が本プログラムを受講したのは、何か専門外の知識・経験を持っておきたいと考えたからです。近年、専門性の細分化が問題としてあがっています。例えば、情報理工学部では情報系科目と英語科目は受講必須として設定されており、多くの人が学びますが、経営系の科目は少なく、必須でもないため受講する人は多くありません。それ故に、自分から他分野の学問をかじりに行かなければ、特定の偏った分野のことしか分からない人間になってしまいます。学問はジグソーパズルのようなもので、繋げることが出来ますが、得られるのはピース1つずつです。専門分野の一部分だけで満足するか、他分野のことも精力的に学んでもっと大きなパズルを完成させるかは、全て個人の行動力にかかっています。私は本プログラムに参加して、正課では学べない経営・経済的な知識と他学部の友人を多く得ることが出来ました。本プログラムは起業したい人だけのものではありません。見聞を広げたいやる気ある方に、是非お勧めします。

岡崎 卓也さん
演習が中心となっているのがこのプログラムの特色といえるでしょう。

岡崎 卓也 / 生命科学部 3回生

大学では他学部の講義を受ける機会があまり無く、理系の人が経営学部の講義を受けると意味ではいいチャンスであると思います。
アントレプレナーという聞きなれない言葉ですが、プログラムの内容は起業についてのケーススタディやビジネスに必要な知識の取得を2回生で学び、3・4回生で実際のビジネスプラン作成や、起業された社長の方などの講演を聞くような形になります。
このプログラムでは実務的な事を学ぶことができます。例えば資金計画論の授業では簿記会計に関することを学びますが、資金の流れや資本などの財産の蓄積の理解することを重視した構成になっています。この講義によって資金計画を立てられるだけでなく、他の会社の財務に関する状態を知ることもできます。知的財産戦略論では特許などの法的な勉強に加え、実際の特許を検索したりすることもできるようになります。演習が中心となっているのがこのプログラムの特色といえるでしょう。