キャリア支援・進路
卒業生からのメッセージ

国境を越えて育んだ友情と仲間たちと過ごした時間

山本 真実 / 2期生

キャンパスアジア・プログラムを通して、多角的に物事を捉えることの大切さを学びました。留学先では、言語だけでなく、国民性や価値観の異なる学生と苦楽を共にしました。初めはそれらの多くの「違い」に戸惑い、不満に思ったり、友人とぶつかったりすることがありました。しかし、外国人と交流していくなかで、「違い」を否定的に捉えるのではなく、相手の立場に立って肯定的に受け入れ、それを理解しようとするからこそ、外国人と友好的な関係を築くことができると学びました。広州・釜山で出会った友人とは、移動キャンパスを終えた今でも連絡を取り合っています。

日中韓の国際関係は、決して良いとは言えません。犬猿の仲であるからこそ、人と人との国際交流を通じて、互いを知ることが大切です。東アジアに生きる私たち若者が、互いに無関心ではなく、これからも交流を続けていくことが必要なのではないかと思います。キャンパスアジア・プログラムで、国境を越えて育んだ友情と仲間たちと過ごした時間は、私の人生においてかけがえのない宝物となりました。
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